【不祥事】宮城中学校教員が元教え子にわいせつ行為で免職!2023宮城県の懲戒処分事例

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「胸を触りたい」

宮城県の公的な記者発表資料に新たな黒歴史が刻まれました…

宮城県の公立中学の33歳の男性教員が、元教え子の女子生徒を車内で抱きしめたり、「胸を触りたい」等の卑猥なメッセージを送って懲戒免職となったようです(^^;

「胸を触りたい」って中学生じゃないんだから…(^^;

本記事では、懲戒処分の内容、宮城県の教師の懲戒処分事例についてまとめてみました。

ここ最近の教員のわいせつ事件の記事はこちらをご参照ください。

宮城県の33歳中学校男性教員が元教え子を抱きしめ「胸を触りたい」とメッセージを送って懲戒処分

宮城県教育委員会の教育委員会関連報道発表によりますと、宮城県の宮城県の公立中学の33歳の男性教員が、元教え子の女子生徒を車内で抱きしめたり、「胸を触りたい」等の卑猥なメッセージを送って懲戒免職となったようです。

もう完全に理性が吹っ飛んでますね…

こんな教員が野放し状態…(^^;

今の教育現場って大丈夫?って心配にならずにはいられません。

ニュース記事には以下のような男性教員の弁明が掲載されておりました。

「中学校卒業後から女子生徒の相談に乗るようになり好意をもった。信頼を裏切る行為をし取り返しのつかないことをした」

引用:仙台放送,”元教え子女子生徒に「胸触りたい」中学校教師が懲戒免職「卒業後相談に乗るようになり好意持った」〈宮城〉”,2024-1-17,https://nc.ox-tv.co.jp/news/detail/2024011700019

「好意を持った」

人間なら人に対して好き嫌いの感情が湧くのは自然なことだと理解しています。

ただし、

「胸を触りたい」

これが理解できない(^^;

わざわざ証拠として残る形で送りつけているのがさらに理解できません。

もう理性が働かず、欲望のままにメッセージを送ってしまった…といったところでしょうか…

教員のわいせつ行為を取り締まるにはもう以下の手段しかないのではないでしょうか。

①生徒との私的なメール、SNSを介したメッセージは行わない

②教員のメール、SNSアカウントの監視及び定期的な開示

③生徒との私的なメール、SNSを介したメッセージのやり取りが確認された段階で厳罰

④理性をコントロールする研修等を実施して未然に防ぐ

③に関しては、私的なやり取りを懲戒処分対象としている自治体はありますが、処分は一番軽い「戒告」です。

これでは効果があるとは思えません。

停職以上にすれば割に合わないと思い、生徒との私的なやり取りを思い留まるのではないでしょうか。

「教員の人権が~!!」

とか言われそうですが、児童生徒が被害にあうのと天秤にかけたら納得する人の方が多いのではないでしょうか?

参考:宮城県教育委員会,”職員の処分について”,2024-1-17,https://www.pref.miyagi.jp/documents/50469/20240117_syokuinnnosyobunnnituite.pdf

教員の懲戒処分の種類について

教員の懲戒処分の種類には、戒告、減給、停職及び免職が存在します。

懲戒処分の基準などについてまとめた記事はこちらの記事を是非ご参照ください。

各自治体によって多少差はあるものの、大体似通ったような基準を定めております。

わいせつ教員データベースと官報情報検索ツールについて

あまりニュースにはなっておらず、報道も多くはされておりませんでしたが、わいせつ行為で処分を受けた教員を教育現場から締め出すため、2023年4月1日から「わいせつ教員データベース」が運用開始されました。

このわいせつ教員データベースは、教員がわいせつ行為による過去の免許失効の処分歴を隠して採用されるのを未然に防止することを目的として運用が開始されました。

教員を採用する際には、このデータベースで検索することが義務化されたとのことです。

わいせつ教員データベースの詳細については、過去の記事を是非ご参照下さい。

またわいせつ教員かどうかを処分歴を調べるために、図書館の官報情報検索ツールが無料で使用可能です。

官報情報検索ツールに関する記事についてはこちらをご参照ください。

宮城県教育委員会の懲戒処分の基準について

宮城県教育委員会においても教職員に対する懲戒処分原案の基準を公表しております。

児童生徒に対するわいせつ行為に関しては以下のような基準が示されております。

5 ハラスメント関係

(1)悪質なセクシュアル・ハラスメント等

イ 悪質なセクシュアル・ハラスメント等を行った場合は,免職又は停職とする。

ロ 被害者が児童生徒であるときは,上記イにかかわらず,免職とする。

(2)セクシュアル・ハラスメント

イ セクシュアル・ハラスメントを行った場合は,減給又は戒告とする。

ロ 被害者が児童生徒であるときは,上記イにかかわらず,停職,減給又は戒告と

する。

引用:宮城県教育委員会,”教職員に対する懲戒処分原案の基準”,https://www.pref.miyagi.jp/documents/16988/725033.pdf

宮城県の懲戒処分基準ではセクシュアル・ハラスメントとして処分基準が規定されていました。

今回は抱きしめたり、「胸を触りたい」というド直球のセクシュアル・ハラスメントなんで悪質なセクシュアル・ハラスメントであることに間違いないでしょう。

他の自治体の懲戒処分基準は以下の記事を是非ご参照ください。

山形県の懲戒処分の基準及び退職金不支給を争った裁判についてはこちらの記事をご参照ください。

埼玉県の懲戒処分の基準はこちらの記事をご参照ください。

栃木県の懲戒処分の基準はこちらの記事をご参照ください。

宮城県の教職員の懲戒処分事例

今回宮城県の公立中学校の教師が逮捕となりました。

そこで2023年度の宮城県の現時点(2024年1月19日現在)での宮城県教育委員会が公表した懲戒処分の事例について調べてまとめてみました。

No.発令日校種職名年齢処分の程度わいせつ行為等処分理由
12023/07/14宮城県立角田支援学校教諭(実名公表有)53免職令和5年5月12日、角田市内のスーパーマーケットにおいて、メロン1個とマスク1箱(販売価格合計1,825円)を盗んだところ、窃盗容疑で現行犯逮捕され、令和5年7月6日付けで窃盗の罪により罰金20万円の略式命令を受けた。
22023/07/14高等学校教育職員40免職令和4年10月から同年12月上旬までの間、勤務する高等学校内で、同校に在籍していた女子生徒の身体を抱きしめる行為を複数回行った。また、令和5年3月17日及び同月28日、校外で同生徒にキスをした。
32023/07/14高等学校教育職員40停職6月平成22年4月から令和5年2月までの間、自身が勤務した高等学校において学級担任等で関わりのあった10名の女性に対し、当該女性らが高等学校を卒業後、教師という立場を利用して、電話番号によるショートメッセージやSNSのメッセージ機能等を用い、性行為の勧誘をはじめとする性的な内容を含む文章を複数回にわたり送信し、相手方に不快感を与える言動を行った。
42023/07/14中学校教育職員44停職12月令和5年2月7日、同僚の女性を家まで送ると誘い自家用車に乗せた後、立ち寄った道の駅や車内で、当該女性にキスをする等の行為をした。こうした行為によって、当該女性に恐怖心と不快感を与えた。
52023/07/14小学校教育職員以外55戒告令和3年度の特別支援教育就学奨励費に関する保護者への通知を怠り、計178,759円の支給を令和5年3月まで遅延させた。また、過年度処理となったため、国からの補助を受けることができず、市町村に対して89,000円の損害を発生させた。
62023/09/07蔵王高等学校技師(実名公表有)55減給3日令和5年8月5日(土)午後3時48分頃、自宅において親族に対し暴行を加え、加療約1週間を要する傷害を負わせたところ、傷害容疑で現行犯逮捕され、令和5年8月16日付けで傷害の罪により罰金20万円の略式命令を受けた。
72023/11/22白石工業高等学校主査(実名公表有)64免職自身が担当していた学校徴収金の預金口座から無断で現金を引き出し、総額3,244,300円を私的に流用した。
82023/11/22白石工業高等学校不明(管理職)60減給3月会計処理上の正式な手続を行わずに、複数枚の白紙の払戻請求書に銀行印を押印し、No.7の主査に渡し、私的流用に使用された。
92023/11/22白石工業高等学校不明(管理職)59戒告No.7の職員に関する管理監督が十分に行われなかった。
102023/11/22白石工業高等学校不明(管理職)57戒告No.7の職員に関する管理監督が十分に行われなかった。
112024/01/17中学校教諭(実名公表有)33免職令和5年9月20日頃から同年10月3日頃までの間、複数回、自身が勤務する中学校の卒業生である女子生徒を自家用車に乗せ、商業施設に駐車中の車内及び車外において、抱きしめる等の行為をした。また、当該職員は、この間、当該女子生徒に対し、胸を触りたい等の卑猥なメッセージを送った。
122024/01/17宮城県石巻工業高等学校実習助手(実名公表有)24免職令和5年9月9日午前1時30分頃、直前まで飲酒していたにもかかわらず10分程度自家用車を運転し、途中路肩に駐車して眠っていたところ、同日午前2時頃、警察官から呼気検査を受け、1リットル中0.5ミリグラムのアルコールが検出されたことから、同年12月27日付けで道路交通法違反により罰金30万円の略式命令を受けた。
引用:宮城県教育委員会,”教育委員会関連報道発表”,https://www.pref.miyagi.jp/site/kyouiku/happyou-kako.html

確認できる限りでは、処分件数は12件でその内訳は下表のとおりでした。

処分の種類件数
免職5
停職12月1
停職6月1
減給3月1
減給3日1
戒告3
合計12

最も処分の重い免職処分が5件で最多となりました(^^;

宮城県は戒告や減給処分も公表しているので、免職や停職しか公表しない自治体よりは情報公開の透明性は高いと思います。

残念ながらやはり宮城県でもわいせつ行為は多いようです。

生徒とのわいせつ行為を未然に防ぐには、教員と生徒との私的な繋がりを未然に防ぐところから始める以外に手段はありません。

何故私的に繋がることへの厳罰化が成されないのかが、一保護者としては理解できません。

未だに懲戒処分基準の中に生徒との私的な繋がりを罰する規定がない自治体があるのはあまりにも動きが遅いです。

教員向けの研修で説明しているとは言うものの、研修程度で人間の三大欲求の一つである性欲を抑えられるとは思えません。

厳罰化による社会的制裁があることをちらつかせることで、「恐怖」で教員の性欲をコントロールする以外ないのではないでしょうか。

それでもやる奴はやるのでしょうが…(^^;


本記事では、ニュースの内容、宮城県の教師の懲戒処分事例についてまとめてみました。

「胸を触りたい」

こんなメッセージを平気で送る教員がいることに戦慄します(^^;

そしてこんな教員に指導をされていたのかと思うと、他の生徒もショックを受けるのではないでしょうか。

わいせつ教員がより一層厳罰化される流れになって欲しいものです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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