【不祥事】宮城県公立中教員が3回目の逮捕!2023宮城県の懲戒処分事例

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衝撃のニュースが宮城県で発生しました…

宮城県の公立中学の32歳の男性教員が、これまで複数の10代女性にわいせつ行為やみだらな行為で逮捕されていましたが、別のわいせつ行為の疑いで3回目の逮捕となったようです(^^;

3回目の逮捕…

絶対に教職に就いてはダメな人間ですね。

本記事では、ニュースの内容、宮城県の教師の懲戒処分事例についてまとめてみました。

ここ最近の教員のわいせつ事件の記事はこちらをご参照ください。

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宮城県多賀城市の公立中学校の男性教員が3回目の逮捕となったニュース

宮城県の多賀城市立東豊中学校の32歳の男性教員が、3回目の逮捕となったようです。

容疑は今年6月利府町内の歩道で面識のない10代女性を触るなどのわいせつ行為をし、強制わいせつ容疑で逮捕されたそうです。

この男性教員はおととし12月に10代女性にみだらな行為、今年9月に路上で10代女性にわいせつな行為をした疑いで逮捕されていたので合計3回目の逮捕となりました。

余罪がボロボロ出てきている状態ですね…。

さらに逮捕回数が伸びそうな予感…(^^;

やっぱりこの手の犯罪は常習性が高いようですね。

11月8日時点のニュースでは逮捕回数は2回で、逮捕のきっかけは9月の事件のようです。

警察の取り調べが上手くいって余罪が出てきたみたいですね。

勤務校の生徒に手を出していないのか…非常に注目される点ではないでしょうか。

しかしニュースソースによっては実名公表されているので、被害者に生徒はいないということで確定なのでしょうか…。

参考:ミヤテレ,”【中学校教諭が「10代女性にわいせつ容疑」で逮捕3回目】宮城・多賀城市の中学校教諭の男(32) わいせつ・みだらな行為容疑ですでに2回逮捕”,2023-11-19,https://news.ntv.co.jp/n/mmt/category/society/mm59b97fa4cf2e4741b6234567b09f3ce2

参考:FNNプライムオンライン,”不同意わいせつ容疑で逮捕の中学校教師「別の18歳未満女性にみだらな行為」で再逮捕〈宮城〉”,2023-11-8,https://www.fnn.jp/articles/-/612606

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教員の懲戒処分の種類について

教員の懲戒処分の種類には、戒告、減給、停職及び免職が存在します。

懲戒処分の基準などについてまとめた記事はこちらの記事を是非ご参照ください。

各自治体によって多少差はあるものの、大体似通ったような基準を定めております。

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わいせつ教員データベースと官報情報検索ツールについて

あまりニュースにはなっておらず、報道も多くはされておりませんでしたが、わいせつ行為で処分を受けた教員を教育現場から締め出すため、2023年4月1日から「わいせつ教員データベース」が運用開始されました。

このわいせつ教員データベースは、教員がわいせつ行為による過去の免許失効の処分歴を隠して採用されるのを未然に防止することを目的として運用が開始されました。

教員を採用する際には、このデータベースで検索することが義務化されたとのことです。

わいせつ教員データベースの詳細については、過去の記事を是非ご参照下さい。

またわいせつ教員かどうかを処分歴を調べるために、図書館の官報情報検索ツールが無料で使用可能です。

官報情報検索ツールに関する記事についてはこちらをご参照ください。

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宮城県教育委員会の懲戒処分の基準について

宮城県教育委員会においても教職員に対する懲戒処分原案の基準を公表しております。

児童生徒に対するわいせつ行為に関しては以下のような基準が示されております。

5 ハラスメント関係

(1)悪質なセクシュアル・ハラスメント等

イ 悪質なセクシュアル・ハラスメント等を行った場合は,免職又は停職とする。

ロ 被害者が児童生徒であるときは,上記イにかかわらず,免職とする。

(2)セクシュアル・ハラスメント

イ セクシュアル・ハラスメントを行った場合は,減給又は戒告とする。

ロ 被害者が児童生徒であるときは,上記イにかかわらず,停職,減給又は戒告と

する。

引用:宮城県教育委員会,”教職員に対する懲戒処分原案の基準”,https://www.pref.miyagi.jp/documents/16988/725033.pdf

宮城県の懲戒処分基準ではセクシュアル・ハラスメントとして処分基準が規定されていました。

他の自治体ではわいせつ行為という言葉を用いておりますので、大きな違いです。

正直なところ悪質なセクシュアル・ハラスメントとセクシュアル・ハラスメントの境界が曖昧なのはあまりよろしくないかなとも思います。

児童生徒に対しては悪質であろうがなかろうが、免職にすべきではないかとも思います。

悪質ではないセクシュアル・ハラスメントでは最も軽いものでは戒告まで設定があります。

仮定の話ではありますが、この規定がお偉いさんにコネのある教員の逃げ道に使われないか心配になりますね(^^;

他の自治体の懲戒処分基準は以下の記事を是非ご参照ください。

山形県の懲戒処分の基準及び退職金不支給を争った裁判についてはこちらの記事をご参照ください。

埼玉県の懲戒処分の基準はこちらの記事をご参照ください。

栃木県の懲戒処分の基準はこちらの記事をご参照ください。

宮城県の教職員の懲戒処分事例

今回宮城県の公立中学校の教師が逮捕となりました。

そこで2023年度の宮城県の現時点(2023年11月19日現在)での教職員の懲戒処分状況について調べてみました。

今回の逮捕案件の処分は未発表です。

No.発令日校種職名年齢処分の程度わいせつ行為等処分理由
12023/07/14宮城県立角田支援学校教諭(実名公表有)53免職令和5年5月12日、角田市内のスーパーマーケットにおいて、メロン1個とマスク1箱(販売価格合計1,825円)を盗んだところ、窃盗容疑で現行犯逮捕され、令和5年7月6日付けで窃盗の罪により罰金20万円の略式命令を受けた。
22023/07/14高等学校教育職員40免職令和4年10月から同年12月上旬までの間、勤務する高等学校内で、同校に在籍していた女子生徒の身体を抱きしめる行為を複数回行った。また、令和5年3月17日及び同月28日、校外で同生徒にキスをした。
32023/07/14高等学校教育職員40停職6月平成22年4月から令和5年2月までの間、自身が勤務した高等学校において学級担任等で関わりのあった10名の女性に対し、当該女性らが高等学校を卒業後、教師という立場を利用して、電話番号によるショートメッセージやSNSのメッセージ機能等を用い、性行為の勧誘をはじめとする性的な内容を含む文章を複数回にわたり送信し、相手方に不快感を与える言動を行った。
42023/07/14中学校教育職員44停職12月令和5年2月7日、同僚の女性を家まで送ると誘い自家用車に乗せた後、立ち寄った道の駅や車内で、当該女性にキスをする等の行為をした。こうした行為によって、当該女性に恐怖心と不快感を与えた。
52023/07/14小学校教育職員以外55戒告令和3年度の特別支援教育就学奨励費に関する保護者への通知を怠り、計178,759円の支給を令和5年3月まで遅延させた。また、過年度処理となったため、国からの補助を受けることができず、市町村に対して89,000円の損害を発生させた。
62023/09/07蔵王高等学校技師55減給3日令和5年8月5日(土)午後3時48分頃、自宅において親族に対し暴行を加え、加療約1週間を要する傷害を負わせたところ、傷害容疑で現行犯逮捕され、令和5年8月16日付けで傷害の罪により罰金20万円の略式命令を受けた。
引用:宮城県教育委員会,”教育委員会関連報道発表”,https://www.pref.miyagi.jp/site/kyouiku/happyou-kako.html

やはり宮城県でもわいせつ行為は多いようです。

恐ろしいのがNo.3の事案で、平成22年4月から令和5年2月という長期間、しかも判明しているだけで10名も被害者がいるのに免職にならずに停職…(^^;

一般的に停職6月は自主退職を促すようなものですが、免職にして退職金を支払わないようにしたほうがよいのではないでしょうか。

過去のニュース記事を複数見てみたのですが、自主退職したかどうかは不明で、まさか復帰する気満々なのでしょうか…。

ちなみにこの教員の弁明は以下の通りです。

「相手との問答を楽しむことが目的だった。実際に会うことは問題になると自覚しており、本気で実行するつもりはなかった」

引用:朝日新聞デジタル,”卒業した生徒10人に性行為誘うなどしたメッセージ 高校教諭を処分”,2023-7-15,https://www.asahi.com/articles/ASR7G72Q0R7GUNHB010.html

ただの言い訳にしか聞こえません。

実際に会うことは問題になると自覚しておきながら、「デートに行かないか」などとメッセージを送っており、もし相手が承諾したら本当に会う気は無かったのでしょうか?

にわかには信じられません。

長期間にわたってこのようなことをしてきた教員が、復帰しても同様のことを繰り返す可能性は高いと思いますし、なぜ懲戒免職にならなかったのでしょうか。

長期間こんな教員が野放しにされていたことが恐怖でしかありません。

これで悪質なセクシュアル・ハラスメントに該当しないようです。

No.6の事案ですが、「減給3日」というのは初めてみました。

何分の一とかの記載も無く、こういう処分もあるようです。


本記事では、ニュースの内容、宮城県の教師の懲戒処分事例についてまとめてみました。

3回逮捕とか教員以前に人としてどうかと思います(^^;

ましてや教壇に立っては行けない人であることは明白です。

また10年以上性的に不快なメッセージを送り続けた教員が野放しになっていたことも恐怖です。

このような隠れてセクシュアル・ハラスメントを繰り返す教員が潜在的にいるかと思うと保護者の方々は気が気ではないのではないでしょうか。

わいせつ教員がより一層厳罰化される流れになって欲しいものです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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