【不祥事】島根高校教員が18歳未満女性にわいせつ行為で免職!2023島根県懲戒処分事例

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島根県の高校教員(講師)が18歳未満の女性に対してわいせつな行為をしたとして懲戒免職となりました…。

全国で教員のわいせつ行為が止まりません(^^;

島根県教育庁の報道発表資料では実名が公表されておりました。

本記事では、ニュースの内容、島根県の教師の懲戒処分事例についてまとめてみました。

ここ最近の教員の不祥事の記事はこちらをご参照ください。

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島根県の高校男性教員が18歳未満の女性にわいせつ行為で免職

島根県教育委員会は、県立高校の28歳の男性教員(講師)が、18歳未満の女性に対してわいせつな行為を行ったとして懲戒免職処分を発表しました。

NHKのニュースと島根県教育庁の報道発表資料では実名が公表されておりました。

名前で検索すると勤務校も分かってしまいますね(^^;

この講師は去年7月、県内で18歳未満の女性に対し、身体を触るなどの複数回のわいせつ行為に及んだとのことです。

複数回のわいせつ行為…情報が少なすぎて一体どういう状況でわいせつ行為をしたのかが分からないですね…

勤務していた高校には4年間勤務していたとのことですが、被害女性との関係性についてはプライバシーの観点から明らかにしていないとのことです。

このケースの多くは勤務校の女子生徒や元教え子であることが大半です。

きっと近しい関係者は被害女性が誰か分かっていると思います。

この講師の弁明がこちら。

「意識が足りなかった。意志の弱い人間だった」

引用:BSS山陰放送,”「意志の弱い人間だった」 18歳未満の女性にわいせつ行為  県立高校の男性講師を懲戒免職処分”,2024-3-8,https://newsdig.tbs.co.jp/articles/bss/1044363?display=1

意識?の問題というか理性の問題ではないでしょうか?

意志が弱いことは間違いないですね。

いずれにせよわいせつ教員データベースに登録されて、今後二度と公教育の現場には戻れないことが決定してしまいました。

わいせつ教員根絶の日は果たしてくるのでしょうか…

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教員の懲戒処分の種類について

教員の懲戒処分の種類には、戒告、減給、停職及び免職が存在します。

懲戒処分の基準などについてまとめた記事はこちらの記事を是非ご参照ください。

各自治体によって多少差はあるものの、大体似通ったような基準を定めております。

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わいせつ教員データベースと官報情報検索ツールについて

あまりニュースにはなっておらず、報道も多くはされておりませんでしたが、わいせつ行為で処分を受けた教員を教育現場から締め出すため、2023年4月1日から「わいせつ教員データベース」が運用開始されました。

このわいせつ教員データベースは、教員がわいせつ行為による過去の免許失効の処分歴を隠して採用されるのを未然に防止することを目的として運用が開始されました。

教員を採用する際には、このデータベースで検索することが義務化されたとのことです。

わいせつ教員データベースの詳細については、過去の記事を是非ご参照下さい。

またわいせつ教員かどうかを処分歴を調べるために、図書館の官報情報検索ツールが無料で使用可能です。

官報情報検索ツールに関する記事についてはこちらをご参照ください。

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島根県教育委員会の懲戒処分の指針について

島根県教育委員会においても懲戒処分の指針を公表しております。

わいせつ行為に関しては以下のような指針が示されております。

児童生徒に対するわいせつ行為等

1  わいせつな行為をした教職員 免職

2  セクシュアル・ハラスメントを繰り返し行った教職員 免職、停職又は減給

3 セクシュアル・ハラスメントを行った教職員 停職、減給又は戒告

児童生徒以外の者に対するわいせつ行為等

4 暴行若しくは脅迫を用いてわいせつな行為をし、又は職場における上司・部下等の関係に基づく影響力を用いることにより強いて性的関係を結び、若しくはわいせつな行為をした教職員  免職

5  上記の4を除くわいせつな行為をした教職員 免職、停職又は減給

6 セクシュアル・ハラスメントを繰り返し行った教職員 停職又は減給

7 セクシュアル・ハラスメントを行った教職員 減給又は戒告

引用:島根県教育委員会,”わいせつ行為等に係る懲戒処分の基準(標準例)”,https://www.pref.shimane.lg.jp/education/kyoiku/iinkai/hukumu/matome_kijyun.data/p3.pdf

島根県教育委員会では教職員の懲戒処分の指針を公表しておりますが、他の自治体と異なり、わいせつ行為、体罰、不適切な勤務等懲戒対象行為ごとに基準を記載したPDFファイルが分かれており、非常に見づらいですね(^^;

前例踏襲主義で昔からファイルをバラバラにして掲載してきたのでしょうが、閲覧者の見やすさを考慮するとか柔軟な対応をしたらどうかと思います。

また、アップロードされているPDFファイルも文字データの残らない画像データであり、一旦紙で出力したものをスキャンしてからホームページにアップロードしているようです。

文字列が斜めになっていることからも、スキャンの際に位置をきちんと合わせずにいい加減にスキャンしたことが窺えます(^^;

文字データを残したくないなら、ワードで作成してコピー禁止状態でPDFファイルを作成すればいいだけなのですが…

やはり一部のお役所は時代の流れに付いていけていないというか、やる気が無いというか…

アップロードされている書類一つで色々島根県行政のことを察してしまいました(^^;

今回の事案は児童生徒なのかそれ以外なのか不明なのでどの規定が適用されたかは不明です。

わいせつ行為とのことなので、1、4、5のいずれかだと思われます。

他の自治体の懲戒処分基準は以下の記事をご参照ください。

山形県の懲戒処分の基準はこちらの記事をご参照ください。

埼玉県の懲戒処分の基準はこちらの記事をご参照ください。

栃木県の懲戒処分の基準はこちらの記事をご参照ください。

2023年度島根県の教職員の懲戒処分事例

今回島根県の高校教員が免職となりました。

そこで2023年度の島根県の現時点(2024年3月9日現在)での教職員の懲戒処分状況について調べて下表にまとめてみました。

島根県の報道発表資料とニュース記事から確認できたもののみまとめております。

No.発令日校種職名年齢性別処分の程度処分理由
11/31県教委が所管する教育機関再任用職員62停職2月県職員だった2015年と退職して再任用職員となった23年の勤務時間外に計5回、「仕事の話がある」と喫茶店などに女性を呼び出し、抱きついたり、頭や肩を触ったりした。
23/8高校講師(実名公表有)28免職令和5年7月 12 日(水)、 18 歳未満の女性に対し、わいせつ行為を行った。また、同年7月 16 日(日)にも、同女性に再びわいせつ行為を行った。
引用:No.1https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/522124
No.2https://www3.pref.shimane.jp/houdou/uploads/161095/142527/8d4c3c5119be2839d4afb2ea92396b1d.pdf

処分の種類と件数を下表にまとめてみました。

処分の種類件数
免職1
停職2月1
合計2

確認できる限りでは、2023年度は現時点(2024年3月10日時点)で2件の懲戒処分が下されたようです。

普段他の自治体の懲戒処分事例をまとめていると、本当に2件?!と思わずにはいられません(^^;

島根県の教員の方々のモラル・倫理観が高いということでしょう。

組織的な教員不祥事の隠蔽等が無いことを願うばかりです。(疑り深くなってます(^^;)

島根県教育機関が下した懲戒処分はいずれもわいせつ事案…

やはり人の性欲を抑えることは難しいんですね…

わいせつ事案0件の自治体があったら知りたいですね(^^;


本記事では、ニュースの内容、島根県の教員の懲戒処分事例についてまとめてみました。

島根県では懲戒処分件数が2件と少なく、私が知る限りでは最も懲戒処分件数が少ない自治体でした。(調査不足の場合はご容赦ください。)

島根県の教員の方々は、非常に高い倫理観とモラルをお持ちのようです。

しかし2件の懲戒処分はいずれもわいせつ行為…

人間の三大欲求の一つである性欲の前にやはり人は無力なのでしょうか…

そんなことを考えさせられる島根県の事案でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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