【不祥事】奈良高校教員が日本刀を使い生徒が怪我!剣道部顧問・教員懲戒処分事例

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奈良県の高校で恐ろしい部活動中の事故が起きてしまいました。

なんと剣道部の練習中に70代の剣道部顧問の教員(常勤講師)が使用していた日本刀の刃先が生徒に当たってしまったとのことです。

命に別条はないとのことですが…

生徒は太ももに深さ3センチの傷を負ったというのですからただ事ではありません(^^;

この顧問は学校に無許可で真剣を使用していたそうです。

本記事ではニュースの内容、剣道部に関連した教員の懲戒処分事例についてまとめてみました。

最近の教員の不祥事に関する記事はこちらの記事をご参照ください。

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奈良県剣道部顧問教員が日本刀を無許可使用で生徒に怪我

奈良県生駒市の県立高校で、剣道部と空手部が居合道を体験する合同練習中に事故が発生しました。

各ニュース記事では学校名は伏せられておりますが、生駒市に県立高校は2校しかなく、NHKでは校舎及び校門の写真が掲載されておりますので、自ずとどこの高校か分かってしまいます(^^;

70代の剣道部顧問の教員(常勤講師)が使用していた日本刀の刃先が生徒に当たってしまったとのことです。

生徒は太ももに深さ3センチほどの傷を負ったそうです(;゚д゚)ゴクリ…

深さ3センチって相当ですよね(^^;

なんとこの剣道部顧問は学校に無許可で日本刀を使用していたというのですから驚きです。

安全配慮とかどうなっているんでしょうか…(^^;

70代の剣道部顧問は依願退職する意向を示しており、生徒は警察に被害届を出さない意向を示しているとのことです。

本当にただの事故だったのかもしれませんが、学校側も安全配慮義務が問われるのに無許可だったとは…。

剣道部顧問個人の問題に留まらず、学校の組織としての責任も問われそうですね。

今後同様の事故の再発防止のためにも、顧問を依願退職させる前にきちんと然るべき処分を下すべきだと思います。

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教員の懲戒処分の種類について

教員の懲戒処分の種類には、戒告、減給、停職及び免職が存在します。

懲戒処分の基準などについてまとめた記事はこちらの記事を是非ご参照ください。

各自治体によって多少差はあるものの、大体似通ったような基準を定めております。

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剣道部顧問・教職員の懲戒処分事例

奈良県の教員の懲戒処分事例を調べてみようと思ったのですが、奈良県教育委員会では懲戒処分の公表を行っていないようです。(調査不足の場合はご容赦ください。)

また奈良県教育委員会の定例会議の会議録も確認しましたが、教員の懲戒処分に関する議案があるのかどうか判断が付きませんでした。

そこで過去に剣道部の顧問の教職員が起こした不祥事について下表にまとめてみました。

No.発令日自治体校種職名性別年齢処分の程度処分理由
12022/02/22兵庫県高校教諭38停職1月2020年7月~21年9月、部員3人に対し、ふくらはぎや耳の辺りを竹刀でたたく体罰や、生活指導の際に「殺すぞ」などと発言した。
22022/09/30埼玉県私立本庄第一中学校教諭31停職3月2021年12月の部活中、部員だった男子生徒の顔をたたいたり、竹刀で脇腹やのどをついたりしたなどとして、2022年8月下旬に同校の教員だった男性を暴行容疑で逮捕した。このほかにも、男性が今年6月16日の部活中に防具を着けていない生徒3人の頭部を複数回竹刀でたたくなどしたことが判明した。1人は頭部が腫れた。また、21年4月~22年5月の間、部活中に生徒9人に竹刀でのどをつついたり頭をたたいたりする暴行を加えたことも明らかになった。防具を着けていない生徒もいた。
32023/04/24新潟県高校教諭49免職2022年12月21日21時ころ、飲食店にて飲酒した後、自家用車を運転した。その後、走行中に警察官に止められ、呼気検査を行った結果、酒気帯び運転で検挙された。
42023/08/01栃木県中学校教諭26減給2月顧問を務める剣道部の部活動の指導中に、1人の生徒に対し精神鍛錬という名目で1時間に及び執拗に稽古をさせ、右手打撲のけがを負わせた。
52024/02/02愛知県中学校教諭32戒告顧問を務める剣道部の部員に「赤ちゃんと一緒だ。おむつでもはいておけ」と侮辱的な発言を繰り返すなどした。
引用:No.1https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202202/0015084383.shtml
No.2https://www.asahi.com/articles/ASQ9Z2BWMQ9WUTNB001.html
No.3https://www.niikei.jp/701813/
No.4https://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/20230801/1090015564.html
No.5https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20240202/3000034024.html

剣道部に関連する不祥事をまとめてみました。

とにかく教員による体罰・暴言の温床になっているとの印象でした。

No.2の事案の教員の弁明がこちらです。

「相手に恐れることなく立ち向かっていける強い気持ちを持たせたかった」

引用:朝日新聞デジタル,”中学剣道部の元顧問の暴行、被害者は13人以上 退学した生徒も”,2022-9-30,https://www.asahi.com/articles/ASQ9Z2BWMQ9WUTNB001.html

男子生徒の顔をたたいたり、竹刀で脇腹やのどをついたりした教員の弁明として聞くと、何を言っているんだこいつはという感想以外出てきません。

この教員のやったことはただの暴行。それ以上でもそれ以外でもなく、問題が大きくなってから綺麗事を吐いているこの姿勢が非常に不快です。

この教員が竹刀で生徒ののどを突いて強い気持ちが持てますか?

生徒が剣道を嫌いになるだけです。

こんな教員が令和の時代にまだいることに驚きです。

しかも被害を受けた生徒の中には退学を余儀なくされた生徒も…

人の人生を狂わしておいて停職3か月、そして依願退職で逃亡…

呆れてしまいます。

私立中学の方が処分が甘いんですかね?


本記事ではニュースの内容、剣道部に関連した教員の懲戒処分事例についてまとめてみました。

今回の事案は事故ということですが、過去の剣道部の教員の不祥事はひどいものばかりでした。

とにかく体罰と暴言の温床となっているようです。

剣道好きの方には申し訳ないのですが、剣道では体罰・暴言に耐えて強くなるとかいう独自の美学みたいなものがあるのでしょうか?

それとも教員がストレス発散で生徒に当たり散らしているのか…

剣道部自体部員数も減り、体罰・暴言の温床になっているのであれば、もはや部活動の体を成していないのではないでしょうか?

最後までお読みいただきありがとうございました。

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