【不祥事】宮城中学校教員が女子生徒にわいせつ行為で免職!2023宮城県の懲戒処分事例

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「抱きしめたい」

ミスチルの歌ならばどれほどよかったでしょう…

宮城県の中学校の34歳男性教員が連日のように女子生徒に上記のようなメッセージを送っていたそうです。

そして自家用車に誘いこんでキスしたり抱きしめたりとわいせつ行為をやりたい放題(^^;

本記事では、懲戒処分の内容、宮城県の教師の懲戒処分事例についてまとめてみました。

ここ最近の教員の不祥事の記事はこちらをご参照ください。

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宮城県の34歳中学校男性教員が女子生徒にキスして免職

宮城県教育委員会によりますと、宮城県の公立中学の34歳の男性教員が、勤務校の上司生徒を自家用車に誘いこみ、キスをしたり抱きしめたりなどのわいせつ行為をして懲戒免職となったようです。

さらには連日のようにメッセージアプリで「抱きしめたい」「キスしたい」などのメッセージを送っていたそうです…(^^;

またSNSですよ…

SNSからの教員と生徒の繋がりの構築が諸悪の根源と言っても過言ではありません。

しかし多くの自治体ではSNSで教員と生徒の私的なやり取りを禁止する懲戒処分の基準を設けていなかったり、設けていたとしても戒告処分止まり…

私が知る限りでは、東京都が唯一停職の可能性もあります。

この男性教員は女子生徒に好意を持っていたと話しているそうで、関係者からの通報で発覚したとのことです。

失われた青春を取り戻したいのかどうかは分かりませんが、生徒に好意を持って連日メッセージを送りつけるような教員が教育現場に紛れ込んでいることに戦慄します。

全国各地にこのような教員が潜んでいるかと思うと、学校は安全な場所とは言えませんね(^^;

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教員の懲戒処分の種類について

教員の懲戒処分の種類には、戒告、減給、停職及び免職が存在します。

懲戒処分の基準などについてまとめた記事はこちらの記事を是非ご参照ください。

各自治体によって多少差はあるものの、大体似通ったような基準を定めております。

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わいせつ教員データベースと官報情報検索ツールについて

あまりニュースにはなっておらず、報道も多くはされておりませんでしたが、わいせつ行為で処分を受けた教員を教育現場から締め出すため、2023年4月1日から「わいせつ教員データベース」が運用開始されました。

このわいせつ教員データベースは、教員がわいせつ行為による過去の免許失効の処分歴を隠して採用されるのを未然に防止することを目的として運用が開始されました。

教員を採用する際には、このデータベースで検索することが義務化されたとのことです。

わいせつ教員データベースの詳細については、過去の記事を是非ご参照下さい。

またわいせつ教員かどうかを処分歴を調べるために、図書館の官報情報検索ツールが無料で使用可能です。

官報情報検索ツールに関する記事についてはこちらをご参照ください。

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宮城県教育委員会の懲戒処分の基準について

宮城県教育委員会においても教職員に対する懲戒処分原案の基準を公表しております。

児童生徒に対するわいせつ行為に関しては以下のような基準が示されております。

5 ハラスメント関係

(1)悪質なセクシュアル・ハラスメント等

イ 悪質なセクシュアル・ハラスメント等を行った場合は,免職又は停職とする。

ロ 被害者が児童生徒であるときは,上記イにかかわらず,免職とする。

(2)セクシュアル・ハラスメント

イ セクシュアル・ハラスメントを行った場合は,減給又は戒告とする。

ロ 被害者が児童生徒であるときは,上記イにかかわらず,停職,減給又は戒告と

する。

引用:宮城県教育委員会,”教職員に対する懲戒処分原案の基準”,https://www.pref.miyagi.jp/documents/16988/725033.pdf

今回は(1)のロの規定に該当するかと思われますので、問答無用で免職です。

わいせつ教員が一刻も早く駆逐されることを願います。

他の自治体の懲戒処分基準は以下の記事を是非ご参照ください。

山形県の懲戒処分の基準及び退職金不支給を争った裁判についてはこちらの記事をご参照ください。

埼玉県の懲戒処分の基準はこちらの記事をご参照ください。

栃木県の懲戒処分の基準はこちらの記事をご参照ください。

2023年度宮城県の教職員の懲戒処分事例

2023年度の宮城県の現時点(2024年1月19日現在)での宮城県教育委員会が公表した懲戒処分の事例について調べてまとめてみました。

No.発令日校種職名年齢処分の程度処分理由
12023/07/14宮城県立角田支援学校教諭(実名公表有)53免職令和5年5月12日、角田市内のスーパーマーケットにおいて、メロン1個とマスク1箱(販売価格合計1,825円)を盗んだところ、窃盗容疑で現行犯逮捕され、令和5年7月6日付けで窃盗の罪により罰金20万円の略式命令を受けた。
22023/07/14高等学校教育職員40免職令和4年10月から同年12月上旬までの間、勤務する高等学校内で、同校に在籍していた女子生徒の身体を抱きしめる行為を複数回行った。また、令和5年3月17日及び同月28日、校外で同生徒にキスをした。
32023/07/14高等学校教育職員40停職6月平成22年4月から令和5年2月までの間、自身が勤務した高等学校において学級担任等で関わりのあった10名の女性に対し、当該女性らが高等学校を卒業後、教師という立場を利用して、電話番号によるショートメッセージやSNSのメッセージ機能等を用い、性行為の勧誘をはじめとする性的な内容を含む文章を複数回にわたり送信し、相手方に不快感を与える言動を行った。
42023/07/14中学校教育職員44停職12月令和5年2月7日、同僚の女性を家まで送ると誘い自家用車に乗せた後、立ち寄った道の駅や車内で、当該女性にキスをする等の行為をした。こうした行為によって、当該女性に恐怖心と不快感を与えた。
52023/07/14小学校教育職員以外55戒告令和3年度の特別支援教育就学奨励費に関する保護者への通知を怠り、計178,759円の支給を令和5年3月まで遅延させた。また、過年度処理となったため、国からの補助を受けることができず、市町村に対して89,000円の損害を発生させた。
62023/09/07蔵王高等学校技師(実名公表有)55減給3日令和5年8月5日(土)午後3時48分頃、自宅において親族に対し暴行を加え、加療約1週間を要する傷害を負わせたところ、傷害容疑で現行犯逮捕され、令和5年8月16日付けで傷害の罪により罰金20万円の略式命令を受けた。
72023/11/22白石工業高等学校主査(実名公表有)64免職自身が担当していた学校徴収金の預金口座から無断で現金を引き出し、総額3,244,300円を私的に流用した。
82023/11/22白石工業高等学校不明(管理職)60減給3月会計処理上の正式な手続を行わずに、複数枚の白紙の払戻請求書に銀行印を押印し、No.7の主査に渡し、私的流用に使用された。
92023/11/22白石工業高等学校不明(管理職)59戒告No.7の職員に関する管理監督が十分に行われなかった。
102023/11/22白石工業高等学校不明(管理職)57戒告No.7の職員に関する管理監督が十分に行われなかった。
112024/01/17中学校教諭(実名公表有)33免職令和5年9月20日頃から同年10月3日頃までの間、複数回、自身が勤務する中学校の卒業生である女子生徒を自家用車に乗せ、商業施設に駐車中の車内及び車外において、抱きしめる等の行為をした。また、当該職員は、この間、当該女子生徒に対し、胸を触りたい等の卑猥なメッセージを送った。
122024/01/17宮城県石巻工業高等学校実習助手(実名公表有)24免職令和5年9月9日午前1時30分頃、直前まで飲酒していたにもかかわらず10分程度自家用車を運転し、途中路肩に駐車して眠っていたところ、同日午前2時頃、警察官から呼気検査を受け、1リットル中0.5ミリグラムのアルコールが検出されたことから、同年12月27日付けで道路交通法違反により罰金30万円の略式命令を受けた。
132024/02/02高等学校教育職員59停職3月 当該職員は、令和2年6月2日、会議の場において、他の職員もいる前で、主任と若手職員の関係であった同僚職員に対し、業務の内容について当該同僚職員を執拗に追い詰めていくような態様で問い詰めた。この日以降、両者の間の業務上の伝達はメモを用いることとなった。
 当該職員は、同年7月31日、当該同僚職員に不満をぶつける内容の手紙を当該同僚職員の机の上に置いた。
 その後、メモを出すことを管理職から止められたにもかかわらず、当該職員はメモを継続し、メモには当該同僚職員を非難するような内容のものも含まれていた。
当該職員は、同年10月22日、職務から排除する旨の内容を記した手紙を当該同僚職員の机の上に置いた。
 一連の行為により、当該同僚職員を精神的に不安定にさせた。その後、当該同僚職員は自死した。
142024/03/14中学校教諭(実名公表有)34免職 去年11月15日~30日までの間に、勤務する中学校に通う女子生徒に対し自家用車に誘い込み商業施設の駐車場でキスをしたり、抱きしめたりするなどのわいせつな行為をした。
引用:宮城県教育委員会,”教育委員会関連報道発表”,https://www.pref.miyagi.jp/site/kyouiku/happyou-kako.html

確認できる限りでは、処分件数は14件でその内訳は下表のとおりでした。

処分の種類件数
免職6
停職12月1
停職6月1
停職3月1
減給3月1
減給3日1
戒告3
合計14

最も処分の重い免職処分が6件で最多となりました(^^;

宮城県は戒告や減給処分も公表しているので、免職や停職しか公表しない自治体よりは情報公開の透明性は高いと思います。

残念ながらやはり宮城県でもわいせつ行為は多いようです。

今回も教員と生徒の繋がりを作り出したのはSNSでした。

いい加減教員のSNS利用に制限を設けたらどうでしょうか?

もしくは教員と生徒がSNSで私的な繋がりを持っただけでも厳罰化する方向に舵を切らないと、取り返しのつかないことになるのではないでしょうか。

宮城県ではSNSに関する懲戒処分規定はありません。

宮城県教育委員会は、教員の児童生徒に対するわいせつ行為の入口がSNSであることを理解しているのでしょうか?


本記事では、ニュースの内容、宮城県の教員の懲戒処分事例についてまとめてみました。

「抱きしめたい」

「キスしたい」

こんなメッセージを平気で送る教員がいることに戦慄します(^^;

最後までお読みいただきありがとうございました。

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