ガイアの夜明けにiPS細胞の山中伸弥教授出演!経歴・学歴は?

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6月30日金曜日のテレビ東京で22:00から、「ガイアの夜明け」が放送されます。

今回はあのiPS細胞で一躍時の人となった山中伸弥教授が出演されます。

番組ではiPS細胞の治療や研究の最前線に迫る内容のようです。

改めて山中伸弥教授の経歴を調べてみると、元々は研究者ではなく整形外科の臨床研修医として勤務されていたようです。

その時の指導医からは罵倒されたり変なニックネームを付けられたりと意外な過去が…。

そんな山中伸弥教授がiPS細胞を開発し、ノーベル生理学・医学賞まで受賞するとはその時の指導医は夢にも思わなかったのではないでしょうか?

また山中伸弥教授は大阪教育大学附属天王寺中学校のご出身であることも分かりました。

本記事では山中伸弥教授の経歴・プロフィール、大阪教育大学附属天王寺中学校について調べてまとめてみました。

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ガイアの夜明けについて

「ガイアの夜明け」はテレビ東京で放送されている経済ドキュメンタリー番組です。

単純な経済ドキュメンタリー番組ではなく、地球規模で経済事象を捉え、「夜明け=ニッポンの再生」を目指して奮闘している人たちを追いかける本格的ドキュメンタリーという意味合いが「ガイアの夜明け」という番組タイトルに込められているそうです。

ちなみにガイアはギリシャ神話に登場する「大地の女神」のことを指し、ノーベル賞作家のウィリアム・ゴールディンが「地球」を「GAIA」と呼んだことから、「ガイア=地球」という解釈が定着したそうです。

これまでなんとなく「ガイアの夜明け」を見ていたことはありましたが、番組タイトルの背景にこれほどの意味が込められていたとは思いませんでした。

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ガイアの夜明けiPS細胞特集について

6月30日のガイアの夜明けではiPS細胞の治療や研究の最前線に迫るようです。

山中伸弥教授が世間一般に広く知られるようになってから物凄い勢いでiPS細胞が認知されていったのは記憶しており、さらにノーベル生理学・医学賞を受賞されたことで誰もが山中伸弥教授とiPS細胞に期待を抱いたのではないでしょうか。

ノーベル賞受賞から10年が過ぎた現在、研究の進展や今後の再生医療への展望等は興味が尽きないところではあります。

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山中伸弥教授のプロフィール・経歴について

山中伸弥教授のプロフィールについてまとめてみました。

名前:山中 伸弥(やまなか しんや)

生年月日:1962年9月4日(60歳)

出身地:大阪府枚岡市

学歴:大阪教育大学附属天王寺中学校、大阪教育大学教育学部附属高等学校天王寺校舎、神戸大学医学部医学科、大阪市立大学大学院医学研究科博士課程修了

研究分野:医学、再生医学 等

1979年3月 大阪教育大学附属天王寺中学校卒業

1982年3月 大阪教育大学教育学部附属高等学校天王寺校舎卒業

1988年3月 神戸大学医学部医学科卒業

1994年3月 大阪市立大学大学院医学研究科薬理学専攻博士課程修了

2004年 京都大学再生医科学研究所教授

2007年 ヒト人工多能性幹 (iPS) 細胞を生成する技術を開発、論文として科学誌セルに発表

2010年 京都大学iPS細胞研究所所長

2012年 ノーベル生理学・医学賞を受賞

2022年 京都大学iPS細胞研究所の所長職を退任 現在は名誉所長

輝かしい経歴が多くありましたが、かなり割愛しました(^^;

iPS細胞とノーベル賞のイメージが強い山中伸弥教授ですが、中学、高校、大学と柔道に取り組み、高校時代に二段を取得しています。

さらに大学時代にはラグビーにも取り組んでおり、接触を伴う激しいスポーツに学生時代は取り組まれていたようです。

ノーベル賞受賞後は山中伸弥教授の特集が何度もテレビで組まれ、マラソンのイメージが強い人の方が多いのではないでしょうか。

ちなみに55歳で別府大分毎日マラソン大会に出場し、3時間25分20秒の自己ベストを出しており、年齢も考慮すると市民ランナーとしてはかなり早いほうだと思います。

神戸大学医学部医学科卒業後は国立大阪病院整形外科で臨床研修医として勤務されていたようですが、指導医から罵倒されるなど自分には医者は向いていないと思い研究者へ転向したそうです。

結果的に山中伸弥教授が研究者に転向したことで、偉大な功績を残したのですから人生何があるか分かりませんね。

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大阪教育大学附属天王寺中学校について

山中伸弥教授は大阪教育大学附属天王寺中学校に通っておりました。

阪教育大学附属天王寺中学校についてまとめてみました。

大阪教育大学附属天王寺中学校の基本情報

所在地大阪府大阪市天王寺区南河堀町4-88
アクセスJR大阪環状線 寺田町駅下車 南出口(天王寺側)よりすぐ
設置者国立大学法人大阪教育大学
設立年1947年
学校の理念「質実剛健」の校風の下、基礎学力を固め、個性を伸ばし、協調性を養う
偏差値65(引用:シリタス)

大阪教育大学附属天王寺中学校は、名称のとおり大阪教育大学の附属校であり、大阪教育大学の教育実習生を受け入れています。

同じ敷地内に大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎があり、ほぼ全員が進学しているとのことです。

国立の附属中学校に国立の附属高校が併設されているのは、国立中学校出身で高校が無いため高校受験を余儀なくされた私からすると羨ましいですね…(^^;

大阪教育大学附属天王寺中学校のホームページでは、特色ある学習活動として理科の授業に注力していることが分かります。

実験重視の授業、理科の野外実習、自由研究などに取り組んでおり、もしかしたら山中伸弥教授の理系のセンスも大阪教育大学附属天王寺中学校時代に磨かれていったのかもしれません。

ちなみに山中伸弥教授は中学3年生のときに生徒会副会長を務められていたそうです。

中学時代からリーダーシップも兼ね備えていらっしゃったようです。

大阪教育大学附属天王寺中学校はJR天王寺駅の至近距離に位置しており、通学の利便性は非常に高いと言えます。

校舎に吊るされた横断幕にはしっかりと「この誇りを次世代に ノーベル賞 山中伸弥先輩につづけ」と書かれていますね。母校の誇りとしてアピールされているようです。

ちなみにこの横断幕ですが時系列で追っていくとその内容が変化しています。

2010年当時はノーベル賞受賞前なので横断幕はまだありません。

2010年1月

2013年にはノーベル賞受賞を祝う横断幕が吊るされています。

2013年10月 2014年4月 2015年4月 2016年4月

2017年8月時点では、右側の横断幕が外されていました。

2017年8月

2018年9月時点で現在の横断幕にかけ替えられたようです。

2018年9月

横断幕によって「山中伸弥氏」、「山中伸弥先生」、「山中伸弥先輩」と徐々に親しみを込めた呼称に変わっていっているのではないでしょうか。

大阪教育大学附属天王寺中学校の入試方法

2023年度の品川大阪教育大学附属天王寺中学校の入試方法について下表にまとめてみました。

募集定員144人
出願期間12/1~12/13
入学試験日1次テスト 1/14
2次テスト 1/17
合格発表日1次テスト 1/16
2次テスト 1/20
試験科目1次テスト 国算
2次テスト 検査Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ

大阪教育大学附属天王寺中学校では、国語算数の筆記試験に加えて適性検査も導入しています。

生徒募集要項では教育実習・教育研究機関であることが強調されていました。

これって裏を返せば勉強を教えることに前向きでないということもできます。

長男の国立小学校受験前の説明会の時にも散々校長先生から「うちは進学校ではありません!進学校がお望みなら他の学校へどうぞ!うちは教育研究機関です!」とかなり強めに言われました。

しかし実際に入学してみると、同級生の多くはSAPIXや早稲田アカデミー等の塾に小学1年生から通い、附属中学へ内部進学志望組と外部の中学への中学受験志望組と半々ぐらいで、校長先生が何と言おうが進学校化していることに変わりはないと思いました。

担任の先生に「学校で勉強は教えません」とはっきり言われたときは驚きましたけどね(^^;

担任の先生方が勉強を教えることに対してやる気が無いことが明白なので、保護者の方々は「学校外で勉強させなければ!」、という意識が強いことも進学校化していることの一つの要因であるとは思います。

国立小学校や中学校へ進学を検討中の保護者の方々は、お子様が自主的に勉強できるか、そして保護者がそのサポートに徹することができるかどうかも検討材料とし、国立小学校及中学校の受験を決定されたほうが良いかと思います。

大阪教育大学附属天王寺中学校の入試実績

2019~2023年度の大阪教育大学附属天王寺中学校の入試結果を下表にまとめてみました。

2021年度は1次テストと2次テストの内訳が記載されていなかったので、1次テスト受験者数及び2次テスト合格者数に数値を入れております。

合格倍率は1次テスト受験者数を2次合格者数で割った数値となっております。

合格倍率は男子で2.5~3.0で、女子で3.3~4.5と開成と比較しても遜色ない倍率となっておりました。

志願者数は変動があるようで、男子の志願者数が女子の志願者数より多い年もあれば、その逆の年もあります。

2次合格者数に関しては、どの年度も男子の方が多くなるように合格者数を出していることが分かります。

募集定員に男女の区分けはありませんが、この入試結果からある程度男子と女子の定員を内部的に設けていることが推察できます。

男子20192020202120222023
志願者数163178206164191
1次テスト受験者数155171189157185
1次合格者数118104105125
2次テスト受験者数116102104125
2次合格者数6162636262
合格倍率2.52.83.02.53.0
女子20192020202120222023
志願者数213214204219169
1次テスト受験者数208194192212163
1次合格者数9711210996
2次テスト受験者数9611010795
2次合格者数4846534749
合格倍率4.34.23.64.53.3

大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎の合格実績

大阪教育大学附属天王寺中学校に併設されている大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎の2023年度の合格実績の一部を下表にまとめました。

東大・京大にも毎年コンスタントに合格者を輩出しております。

20192020202120222023
東京大2221
京都大125151316
大阪大1719182417
早稲田大65174
慶応義塾大12551
上智大1112
立教大11
青山学院大121
中央大231
明治大23332
法政大311
東京理科大5211
同志社3437423834
立命館3343253421
関西3440324348

大阪教育大学附属天王寺中学校の評判について

大阪教育大学附属天王寺中学校の評判が気になるところだと思います。

良い口コミと悪い口コミをいくつかピックアップしてみました。

ここに書いてある口コミが全てではないことをご承知おきください。

大阪教育大学附属天王寺中学校の良い口コミ

いろんな生徒がいますね。個性豊かで勉強になるかと。勉強面ではあんまり学校側のサポートはないかも。でも周りの生徒は大体能力が高い。課題が多いわりに行事も多い。勉強のサポートはあってほしい、もっと勉強で高みを目指したいなら正直この学校じゃないかな。自由のびのびと好きなことをしたい人におすすめ。行事も生徒が一丸となって取り組むのでおもしろいです。

引用:みんなの中学情報 https://www.minkou.jp/junior/school/review/12171/

高校は基本連絡進学なので高校受験対策は一切行われないです。しかし、期末テストの追試や追課題は手厚いです

引用:みんなの中学情報 https://www.minkou.jp/junior/school/review/12171/

さすが山中伸弥教授の母校と言ったところでしょうか。

全体的に高評価の口コミが多かったです。

息子の小学校の校長先生が言ったように、勉強で上を目指したい人にはお勧めではないのかもしれませんが、教育研究機関と言うことで、色々なタイプの生徒を受けれているからこそ個性豊かなのだと思います。

確かに息子の小学校のクラスメイトも個性豊かな生徒が揃っています。

よく入試で選考したなと感心すらします(笑)

連絡進学(内部進学)のため高校受験対策は行われないとのことですが、学習面でのサポートはあるようです。

同じ国立でもやはり学習面のサポートに差はあるようですね。

私は国立中学校出身ではありますが、中学時代に学校側から学習面でのサポートを受けた記憶ははっきり言って皆無です(^^;

同じ国立でも当たり外れがあるのは致し方ないと言ったところでしょうか…。

大阪教育大学附属天王寺中学校の悪い口コミ

勉強ができる子が入学してきますが、生徒の自主性に任されている部分が多く、先生のレベルが高いとは思えないのが本音です。

引用:みんなの中学情報 https://www.minkou.jp/junior/school/review/12171/

伝統がある学校ですが、国の予算がないのか、校舎はかなり古く、設備も古いです。

引用:みんなの中学情報 https://www.minkou.jp/junior/school/review/12171/

多くの国立小学校や国立中学校でそうだと思いますが、生徒の自主性をうたって先生がほとんど学習面では介入してこないケースが多いと思います。

やはり国立大学の附属機関であり、教育研究機関としての位置付けが何より優先され、生徒達へのサポートは二の次と言ったところでしょうか。

それを分かった上で入学させる分にはなんの問題も無いと思います。

それをしっかり理解せずに入学してしまうと…。晴れてモンスターペアレントの誕生です(^^;

校舎や設備に関しては諦めるしかないですね。

運よく建て替え時期と重なれば新校舎で学校生活を送ることも可能かと思いますが、現状どこの国立小学校も国立中学校も予算がありません。

息子の小学校でも結構な頻度で寄付を求められますし、小学校の設備の修繕は保護者の仕事です…(^^;

もちろん無償で修繕作業に従事します…。

それでも保護者の方々は率先して作業に参加しています。

最新の設備で快適な環境で子供の学校生活を送らせてあげたいと思われるのであれば、私立中しかありませんね。

私が実際に学校見学会に参加したドルトン東京学園の記事も是非ご参照ください。

2019年開校でめちゃくちゃ綺麗で最新の設備を完備した夢のような環境でした。


本記事では山中伸弥教授の経歴・プロフィール、大阪教育大学附属天王寺中学校について調べてまとめてみました。

山中伸弥教授の輝かしい経歴はいまさら述べる必要もないかと思いますが、調べてみると偉大な功績を残されたことが良く分かります。

また母校の大阪教育大学附属天王寺中学校にはノーベル賞受賞後継続して山中伸弥教授の名前入りの横断幕がずっと吊るされており、山中伸弥教授の功績とその偉大さを感ぜずにはいられません。

ガイアの夜明けではiPS細胞の最前線に迫るとのことですので、ノーベル賞受賞後からどれだけ研究が進化したのか当日の放送を楽しみにしたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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