ナニコレ珍百景で紹介の山村留学。高知県の山村留学受入小中学校まとめ①

※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
ナニコレ珍百景山村留学高知県の小中学校学校生活

6月25日日曜日のテレビ朝日の「ナニコレ珍百景」で高知県にあるいの町立本川中学校の山村留学について特集が組まれていました。

iPhone等のスマホやパソコン禁止で一日の自由時間は1時間という寮生活は一見すると厳しいように思えましたが、自然豊かな環境で生徒同士で協力し合って寮生活する様は一般的な中学校では得られない体験だなと思いました。

ふと高知県内には他に山村留学の受入を行っている学校はないかと思い調べてみたところ、以下の学校でも受入を行っておりました。

・大川村立大川小中学校

・馬路村立魚梁瀬小学校、中学校、保育所

本記事では大川村立大川小中学校や大川村ふるさと留学について調べてまとめてみました。

馬路村立魚梁瀬小学校、中学校、保育所の留学制度については別記事にまとめたいと思います。

スポンサーリンク

ナニコレ珍百景で紹介されたいの町立本川中学校について

6月25日の「ナニコレ珍百景」でいの町立本川中学校の特集がありました。

高知県の深い山間の集落に存在するいの町立本川中学校は全寮制で、山村留学で全国各地から生徒の受入を行っております。

生徒同士で協力して寮生活を送っており、月1回だけ皆でマイクロバスでショッピングモールへ出掛けているとのことでした。

iPhone等のスマホもパソコンも禁止でありながら、生徒全員が生き生きとしていたのが印象的でした。

いの町立本川中学校についてはこちらの記事を是非ご参照ください。

スポンサーリンク

山村留学について

山村留学のルーツは昭和51年に長野県八坂村において、公益財団法人育てる会の教育実践活動として日本で初めてシステム化された教育活動です。

多くの山村留学では大自然の中で生きる力を身に付けることを大きな目標としており、その他地域の実情に合わせて様々な山村留学が日本各地で行われております。

共通点としては都会と親元から離れ、自然を身近に感じる環境下で自然の恵みを感じつつ、自然の厳しさも体験できることでしょうか。

中学受験が過熱している都心部とはまた一味違った教育を体験できることと思います。

小学生だからこそ自然から感じられることも多くあるのではないでしょうか。

先ほど親元から離れる、と申し上げましたが山村留学には大きく以下の4つの方式があるようです。

1.学園方式:月の半分を寮で生活し、残りの半分を地域の家庭にホームステイする。

2.ホームステイ方式:年間を通して地域の家庭にホームステイする。

3.寮方式:年間を通じて寮で生活する方式。前記事で取り上げたいの町立本川中学校で地元生以外はこの方式です。

4.家族方式:家族で転居して生活する。

山村留学先の学校はほとんど小規模校であり、教職員からのきめ細やかなサポートを受けることが可能です。

また地域の特色を活かした体験学習が豊富で、この体験学習こそが山村留学の醍醐味と言っても良いのではないでしょうか。

ただし山村留学を途中で断念する子供もなかにはいるそうです。

本人は希望していないのに保護者が無理矢理山村留学に行かせてしまった場合等は途中で断念してしまったケースもあるようです。

やはり山村留学前に家族間でよく話し合い、山村留学の目的を明確にして参加する必要があるようです。

スポンサーリンク

大川村立大川小中学校

いの町立本川中学校で山村留学を受入していることを知り、高知県内の他の学校でも山村留学の受入を行っているのか気になって調べてみました。

本記事では、高知県土佐郡大川村にある大川小中学校についてまとめてみました。

大川村について

地図を見ると分かるように、いの町同様深い山間部に大川村は存在しています。

総人口は347人と1000人もいません。

人口密度もいの町の10分の1以下です。

大川村は1000m級の山々に囲まれ、いの町よりもより一層隔絶された感じのある場所です。

大川村には集落が点在しておりますが、ほとんど山ですね。

奈良県吉野郡野迫川村と共に、離島を除けば日本で最も人口の少ない自治体とのことです。

面積95.27 km2
総人口361人男性:183人女性:178人世帯数:213世帯(2023年5月31日時点)
人口密度3.64人/km2
村の木五葉松
村の花シャクナゲ
村の鳥ウグイス
村長和田知士

大川村の公式ホームページはこちらです。https://www.vill.okawa.kochi.jp/

村の公式ホームページには旅館、食堂、観光スポット等の紹介もされております。

4か所の滝の紹介が掲載されており、一度は生で見てみたいなと個人的に思いました。

小金滝 妃ケ渕 翁の滝 銚子滝

大川村立大川小中学校について

大川村立大川小中学校は吉野川沿いの山の麓に存在し、周囲は山々に囲まれています。

所在地高知県土佐郡大川村中切517-2
アクセス・「中学校前」バス停から、徒歩約210m、約3分・「中別切」バス停から、徒歩約280m・約4分
設立年平成16年(町村合併)
生徒数1学年:2名2学年:5名3学年:0名4学年:2名5学年:1名6学年:2名(小学校計:12名)7学年:4名8学年:7名9学年:5名(中学校計:16名)
教育目標大川村に夢と希望と感動を!

バス停が学校付近にあるようですが、時刻表を見てみると一日2本の運航でした(^^;

大川村立大川小中学校は平成17年に小中一貫教育校開校ということで、大川小学校・大川中学校併設となったようです。

一貫教育というと中学高校の6年間のイメージが強いですが、大川村立大川小中学校では小学校中学校の9年間の一貫教育を行っています。

また大川村立大川小中学校では山村留学のことを「ふるさと留学」と呼称しているようです。

大川村立大川小中学校のホームページでは大川村を上空から楽しめる動画の掲載がありました。

今流行りのドローンにいよる撮影ですかね…動画制作で学校をアピールして頑張っているようです!

青色の屋根の建物が山村留学生が宿泊する留学センターとのことです(動画の1:55~)。

大川村のふるさと留学(山村留学)について

大川村での山村留学は、「大川村ふるさと留学」と呼ばれています。

1年間親元を離れて大川村の学校へ通学します。

留学制度創設から20年近くが経過し、これまで延べ90人以上の山村留学生を迎えております。

募集対象は小学5年生から中学2年生までの児童生徒で、心身共に健康で親元を離れた生活ができること、児童及び保護者の双方がふるさと留学の趣旨をよく理解していることが条件のようです。

生活費は月額5万円で、小遣い、医療費、散髪代、学用品等の経費は別途必要とのことです。

大川村ふるさと留学では学校の生活はもちろん、野外休日活動、農園活動、自炊活動等の自立心を高める活動がメインの活動であり、山村留学中に大きく子供が成長できるのではないでしょうか。

生活拠点は大川村ふるさと留学センターで、平成22年に新設されたようです。

一般の宿泊施設である「自然教育センター白滝」と同じ敷地内にあります。

プールや体育館も完備されています。

ホームページには室内の写真もありますが、平成22年に新設されたとは思えないほど綺麗です。リフォームされたのでしょうか…。

円形の体育館が特徴的ですね。

大川村ふるさと留学では専用のブログ「大川村ふるさと留学便り」を開設しており、日々の山村留学の様子を見ることが可能です。

生き生きとした生徒たちの様子が伝わってきます。

ご興味のある方はブログを除いてみてはいかがでしょうか。

ちなみにスマホやパソコン禁止かどうかは明記されておりませんでした…(私の見落としの場合はご容赦ください)。


本記事では大川村立大川小中学校や大川村ふるさと留学について調べてまとめてみました。

いの町立本川中学校のあるいの町よりもさらに人口が少なく、自然豊かな大川村ではより自然を身近に感じることができるのではないでしょうか。

大川村ふるさと留学では専用のブログもあり、留学生の様子が良く分かるため、山村留学をお考えのご家族は是非一度ブログを覗いてみることをお勧めいたします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

にほんブログ村 教育ブログへ
にほんブログ村
error:Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました