ドルトン東京学園の資料を読んだ感想。非常に魅力的だがお金持ち向け?

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ドルトン東京学園お金持ち中学受験

当ブログではエハラマサヒロさんの長女美羽さんの受験企画を知ってから、ドルトン東京学園について取り上げてきました。

河合塾が新設した中高一貫校ということで私も非常に注目しており、息子に合う学校かもしれないと思い、このほどドルトン東京学園に対して学校の資料請求をしてみました。

結論から申し上げますと、非常に魅力的ですがお金持ち向けの学校だなという印象を受けました。

本記事ではドルトン東京学園の資料を読んだ感想についてまとめてみました。

ドルトン東京学園の学校見学会に参加して感じたことをまとめた記事は以下になりますので是非ご参照ください。

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ドルトン東京学園とは?

ドルトン東京学園中等部・高等部は2019年に大手予備校の河合塾が運営を開始した中高一貫校です。

ドルトン東京学園の基本情報については以前まとめたこちらの記事を是非ご参照ください。

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ドルトン東京学園の資料を読んだ感想

ドルトン東京学園の資料を読み、印象的だった点について下記まとめてみました。

ドルトン東京学園渾身の全26ページ!

ドルトン東京学園の資料は表紙及び裏表紙が学校カラーのネイビー色で全26ページで構成されています。

全26ページの中に学校の教育理念、ドルトンプランについて、生徒の一日、具体的な学習の流れ、進路について、生徒及び教職員の声、施設紹介等が目一杯に詰め込まれた内容となっております。

特に生徒の写真が随所に散りばめられており、学校内の雰囲気が良く伝わってきます。

外見で判断するのはあまり良くないですが、生徒も教職員も個性的な方が多く、自由度の高い学校という印象を個人的には受けました。

自主性を重んじるドルトンプランを実践する学校ならではといったところでしょうか。

学習目標の明示とスケジュールの明確化

ドルトン東京学園の学習は「アサインメント」と言われる、学習目的や到達目標、学習方法と手順を具体的に示したもので展開されていくそうです。

この中で個人的に良いなと思ったのが、学習目標の明示とスケジュールの明確化です。

学習目標の明示と言っても、「〇〇の公式を学ぶ」等という浅いものではなく、その単元を学ぶ歴史や背景までアサインメントには記載されております。

何がきっかけでどうしてそれを学ぶかが明示されるのは、「やらされ感」の軽減に繋がり、子どもの知的好奇心を刺激して学習意欲を向上させるのではないでしょうか。

またスケジュールが明確化されることで、それに合わせて家庭での学習スケジュールも立てやすくなり、学習効率の向上に繋がると思いました。

間違っても大丈夫という空気

中学生や高校生ぐらいの年頃は、人前で恥をかきたくないという気持ちが人一倍強くなると思います。

私自身がそうでした…(^^;

そんな年頃に母国語でない英語を授業中に大勢の前で披露するのは、人によっては勇気がいると思います。

「発音が変じゃないか」、「文法がおかしくないか」等、気になりだしたらきりがありません。

しかしドルトン東京学園では資料中に間違っても大丈夫という教室の空気が生徒を育てるとの記載があり、非常に保護者として好感が持てました。

実際に間違っても大丈夫という教室の雰囲気づくりができているかどうかは不明ですが、少なくとも教員がこういう考えであれば、間違えを恐れず、人前に躊躇うことなく出ることのできる生徒が育つと思います。

間違えたら罰として立たせるような教員は嫌ですよね(^^;

私はそういう教員を嫌というほど見てきましたし、実際間違えて授業中に立たされたこともありました…。

その時は非常に自分が惨めで情けない思いになり、自己肯定感が下がりましたね。

もちろん授業に対するモチベーションも下がりました。

立たせた生徒の姿を見て笑う教員は、今にして思えばサイコパスの類や満たされぬ自分の日常のうさを晴らすために、立場の弱い生徒に対してほんの一時の優越感に浸る最低な人間だったのではないかと疑いたくなります。

生徒の自己肯定感と自信を砕くような教員は教育現場から排除してほしいものです。

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ドルトン東京学園はお金持ち向け?

以前日刊現代デジタルの「都内私立中・学費別ランキング」の記事の中でドルトン東京学園を取り上げていました。

その記事の中ではドルトン東京学園の初年度納付金として、154万円と記載がありました。

ドルトン東京学園の資料の中にも記載がありますが、154万円の内訳は下表の通りです。

入学金400,000
授業料930,000
施設維持費120,000
教育充実費90,000
初年度納付金1,540,000
月額128,333
(単位:円)

ただし、ドルトン東京学園の資料の中にも記載があるのですが、標準服、体操服、鞄、教材費、国内研修費等でさらに30万円ほど加算されます。

つまり初年度の費用合計が184万円程度になるということです。

この他資料中には記載が見当たりませんでしたが、ネット上には「ドルトン東京学園教育充実寄付金申込書」が存在しており、寄付の申込は一口10万円からのようです。

この寄付金にどれほどの強制力があるのかは不明ですが、184万円に寄付金を考慮すると200万円を超える可能性はあるかと思います。

ドルトン東京学園の寄付金に関しては検索しても情報があまりなく、今後も注視していきたいと思います。

なお、下図は文部科学省の「令和3年度 子供の学習費調査の結果について」をグラフ化したものです。

私立中学の学習費総額は約144万円で月額約12万円となっております。

この金額には家庭内学習費用、学習塾費、スポーツ・レクリエーション活動費等の学校外活動費も含まれております。

ドルトン東京学園に通う生徒の学校外活動費がどの程度かは不明ですが、もし仮に私立中学の平均である367,776円を加算すると、約221万円となり、月額約18.4万円となります。

この金額を見てどう思うかは人それぞれだとは思いますが、少なくとも我が家では中々厳しいなと感じます(^^;

Google検索でドルトン東京学園と打ち込むとサジェストに「ドルトン東京学園 金持ち」なんて表示されてしまうのも頷けてしまいます…。

出典:文部科学省, 令和3年度 子供の学習費調査の結果について(令和4年12月21日), https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa03/gakushuuhi/kekka/k_detail/mext_00001.html


本記事ではドルトン東京学園の資料を読んだ感想についてまとめてみました。

ドルトン東京学園の資料は非常によくまとめられており、馴染みのないドルトンプランについても親切丁寧に記載がなされております。

また、生徒の写真が多く使われており、生徒の雰囲気が良く伝わる資料だと思いました。

非常にドルトン東京学園の魅力を感じることはできましたが、資料中にも記載がある通り、やはり費用面では考えてしまいます…。

今後の進学実績を注視し、その費用を払うだけの価値がある学校かどうかを見極めていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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