埼玉栄の炎上止まず…小学校の情報モラル教育は?調査書への影響は?

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埼玉栄情報モラル教育小学校中学受験

昨日本ブログで取り上げましたが、埼玉栄高校のサッカー部員が東日本大震災犠牲者に対する配慮を欠いた発言をした動画をSNS上にアップロードして炎上騒動となっています。

埼玉栄高校も謝罪を公表したものの、内容があまりにも酷く、かつ東日本大震災が発生した3月11日に不謹慎な動画をアップロードしたことで炎上が収まる気配がありません。

埼玉栄高校は謝罪文の中で生徒に情報リテラシー教育が行き届いていなかったと言及しております。

しかし、ネットを使う前から十分に情報モラルやリテラシーについて教育を行っていなければ、効果的ではないのかなとも思いました。

ネットに使い慣れたころに色々指導などされてもうるさいなぐらいにしか思われないのではないでしょうか(^^;

調べてみたところ、2013年から文部科学省は教員向けの指導資料となる動画教材などを作成したり、普及イベントを開催しているようでした。

また古くは1999年に既に情報モラル育成に関する指導資料等が作られていることが分かりました。

残念ながら全くこのような活動は存じ上げておりませんでした…(^^;

そこで本記事では、小学校の情報モラル教育について現状どんなことが行われているのか等について調べてみました。

昨日の記事も是非ご参照ください。

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埼玉栄高校サッカー部員の不適切動画による炎上騒動について

3月11日埼玉栄高校のサッカー部の部員が東日本大震災犠牲者に対する配慮を欠いた発言をし、高校側が謝罪に追い込まれました。

埼玉栄高校側の謝罪文の中には、生徒へのネットリテラシー教育が行き渡っていなかった旨の記載がありました。

ネットリテラシー以前に人としての倫理観や道徳観の欠如の方がよほど問題ですよね。

しかし、高校生にもなって学校側に倫理観や道徳観について教育するように言うのも違う気がします…。

現在世間では本人のみの責任を追及する立場と、サッカー部や高校も責任を追及する立場で二分されているような状況です。

不謹慎な発言をした本人は落ち込んでいるとのことですが…

被害者面するなとの厳しい声が上がり火に油状態のようです…

参考:関連Yahoo!ニュースhttps://news.yahoo.co.jp/articles/137a1b3b023c187179bfc92a5f9b836fbd2fbcef

東日本大震災の犠牲者侮辱した高校生「落ち込んでいる」近況に「何を被害者面しているのか理解に苦しむ」さらなる批判(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース
「東日本大震災のこれを観て生きている方、とても嬉しいです。また死んでしまった人はお墓で聞こえないと思うが(笑)、ほんとに悔しいです。ザーメン」
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情報モラル教育がなぜ必要なのか?

ここで気になるのが情報モラル教育です。

文部科学省では情報モラルを「情報モラルとは、みなさんが情報社会の中で上手に生きていくために必要な考え方や態度のことです。」と定義しています。

情報モラルとは、個人情報の保護、人権侵害や著作権等に対する対応、ネット上のルールやマナーなどを指します。

この情報モラルは道徳教育と切り離せないものであり、他者への思いやりや礼儀、公徳心などと深いつながりがあります。

今回の埼玉栄高校のサッカー部員の炎上騒動は、まさに他者への思いやりや、公徳心、つまり社会の一員としての自覚に基づき公共のマナーや利益を守ろうとする心がネット上で著しく欠如した結果ではないでしょうか。

このようなネット上で他者を思いやる気持ちを常に持ち続けるためにも情報モラル教育は必要だと思います。

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小学校における情報モラル教育について

スマホやタブレットが急速に普及すると同時に、ソーシャルネットワーク(SNS)も目覚ましい発達を遂げています。

私の小学生、中学生、高校生の頃とは大違いです(^^;

息子が小学生であり、小学生でもスマホを持つような子供もいることから、小学校での情報モラル教育がどうなっているのか調べてみました。

文部科学省の児童向け啓発資料

文部科学省では情報モラルの学習サイトを運営しております。

情報モラル学習サイト https://www.mext.go.jp/moral/#/

正直なところ私は初めてこのサイトの存在を知りました…(^^;

このサイトは小学1年生から高校3年生までが対象となっております。

色々な場面に分けられており、様々な問題に挑戦することが可能で、学習時間はそれぞれ5~10分程度です。

問題のテーマとしては、タブレットを初めて使う、インターネットを活用する、オンラインで交流するなどトラブルが起きそうな場面が想定されています。

また、「インターネットにつなぐとき 守ってほしい、大切なこと」という資料も公表されております。

出典:文部科学省, 「インターネットにつなぐとき 守ってほしい、大切なこと」, 2020,https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/20200907_mxt_kouhou02_01.pdf(参照 2023-3-13)

本資料ではパスワードの重要性やコンピューターウィルス、一度流出した情報は永遠に残ってしまうなどインターネットを使用する上での基本的な心構えが記載されております。

このように児童向けの資料はあるにはあるのですが、実際の授業で使用しているかどうかまでは正直よく分かりません。

せっかく作った資料なのですから、活用して頂きたいものです。

文部科学省の教員向け指導資料

児童向けの資料と併せて教員向けの指導資料も公開されております。

年度ごとに教材テーマが異なり、それぞれに動画が用意されています。

下記教材テーマ以外にも動画がありますのでご興味があれば是非ご覧ください。

令和3年度 教材テーマ:タブレットを活用した学習活動について考えよう(小学5年生~中学1年生)

令和2年度 教材テーマ:学習用タブレットの上手な使い方(小学1年生~小学4年生)

教材テーマ:思ったままSNSに送信しただけなのに(小学5年生~中学1年生)

令和元年度 

教材テーマ:スマートフォンやタブレットなどの利用マナー(小学1年生~小学4年生)

教材テーマ:著作物を公開するためには(小学5年生~中学1年生)

平成30年度 教材テーマ:SNSを通じた出会いの危険性(小学5年生~中学1年生)

教材テーマ:スマートフォンやタブレットなどの使いすぎ(小学1年生~4年生)

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情報モラル教育の実践例について

文部科学省では、2014年8月に開始した「子供のための情報モラル育成プロジェクト」の一環として、情報モラルに関する教育委員会や学校の取組を、実践事例集として取りまとめています。

この実践例は小学生から高校生まで幅広い年齢層の子供たちが様々な取り組みを実践しております。

取り組みの多くはスマートフォンの使用ルールに関するものが多い印象を受けました。

各地域でそれぞれ課題を設定し、その課題解決に向けた様々な取り組みが記載されています。

参考になる部分も多いかと思いますので、ご興味のある方はご参照ください。

参考:文部科学省,”情報モラル実践事例集”, 2015, https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2018/08/13/1408132_00_0_full.pdf

中学受験の調査書に炎上騒動は影響するのか?

う点だと思います。

現時点では明確に調査書に影響があると言い切ることはできないと思います。

各校、各先生で多少の差はあるかと思いますが、基本的に調査書は主に以下の3点を見るものだと考えられます。

・出席日数

・各教科の成績

・授業態度や生活態度、児童会活動やクラブ活動の評価

英検や数検などの検定試験を自発的に受けていた場合は、評価が高くなることもあるようです。

それとは逆に今回のようにもしも炎上騒動を起こしてしまった場合はどうなるのでしょうか?

調査書は基本的には悪い出来事は記載しないことが多いようです。

しかし今回のような炎上騒動になり、顔も名前も世間一般に広く知れ渡ってしまった場合はどうなるのか。

調査書は悪い出来事を積極的に記載するものではありませんが、悪い出来事があったにも関わらず、調査書に記載せずに後でばれたとしたらどうでしょうか…。

昨今企業側が採用前に、応募してきた大学生の名前でネットやSNS上の検索をかけるように、これだけネット上での炎上騒動が低年齢化してきていると、そのような騒動を起こすリスクの高い生徒を受け入れようと思わないのが普通の学校側の感覚だと思います。

中学受験時にも中学校側が同じように応募してきた生徒の名前で検索をするようになってくれば、先生方も正直に生活態度面などを記載したほうが、黙っていて後でばれるよりかは印象がよくなるだろうという考えに変わってくる可能性もあるのではないでしょうか。

いずれにせよ炎上してしまったら後の人生に大きな影響を与えることは間違いないと思います。

中学受験を目指すのであれば、無用なネットの使用は避けたほうが無難ですね。


本記事では埼玉栄高校の謝罪文面から情報モラル教育について調べてまとめてみました。

文部科学省では学習サイト等を立ち上げて情報モラル教育の普及に務めているようですが、残念ながら私は全く存じ上げませんでした(^^;

広報活動が不足していると言わざるを得ないのではないでしょうか。

せっかく動画まで作成しているのですから、もっと普及に務めてほしいものです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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