高校1年生が「日本一の発明」を生み出しました。
山口県在住の山根康輔さんは、360度自由自在に動かすことが可能な「オムクロタイヤ」を発明したそうです。
しかも日々の発明は自宅で3Dプリンターを使って自作しているというのだから驚きです。
小学2年生のころからプログラミングを学んできたそうです。
本記事では山根康輔さんのプロフィール・経歴、在籍している山口県立山口松風館高等学校についてまとめてみました。
山根康輔さんのニュースについて
ニュースに「日本一の発明」を生み出した高校1年生とあったため、非常に興味を惹かれ読んでみたところ、山口県在住の山根康輔さんは360度自由自在に動かすことが可能な「オムクロタイヤ」を発明したそうです。
重機は通常何度も切り返す必要がありますが、これならば360度自由自在で煩わしい切り返しも必要無いです。
また災害時のレスキューロボットや配膳ロボットへの実用化も期待できるとのことです。
山根康輔さん曰く、「今までにない新しいもの」を作ることをテーマにしたそうです。
それにしても発想力が柔軟で羨ましい限りです。
これからどのような人物になるのか…
山根康輔さんの今後に注目です。
高1男子が「日本一の発明」360度自由自在の“特殊タイヤ” 小2からプログラミング学び自作の3Dプリンターで【ゲキ推しさん】 https://t.co/SSwVUgv2or
— TBS NEWS DIG Powered by JNN (@tbsnewsdig) December 19, 2023
山根康輔さんのプロフィールと経歴
山根康輔さんのプロフィールと経歴についてまとめてみました。
生年:2007年
学歴:宇部市立藤山中学校、山口県立山口松風館高等学校
中学3年生の時に第81回全日本学生児童発明くふう展で恩賜記念賞を受賞した山根康輔さん。
今回ニュースで取り上げられたオムクロタイヤは恩賜記念賞を受賞した際の作品になります。
中学3年生の時に既にこのような画期的な発明をしていたことに驚きです。
出典:公益財団法人発明協会,”第81回全日本学生児童発明くふう展 恩賜記念賞”,https://koueki.jiii.or.jp/hyosho/gakusei/R05/tokubetsu/onsi.html
山根康輔さんの発明はこれだけに留まりません。
子どもたちの発明品を披露する「サイエンスやまぐち2023」では、「創造の部」で優秀賞を受賞し、その時の発明品は「スクリュータイヤ」です。
このスクリュータイヤは水中でも走行できる優れモノで、スマートフォンから遠隔操作可能で水陸両用・360度自由自在に動き回れるそうです。
参考:tys,”すべり台の滑りやすさを研究 水中走行タイヤも 子どもたちの発明品並ぶ「サイエンスやまぐち」開幕”,2023-10-27,https://newsdig.tbs.co.jp/articles/tys/803270?display=1
山根康輔さん自身が設計し、3Dプリンターで製作したというのですから凄すぎです(^^;
小学2年生のときからプログラミング教室に通い、自作の3Dプリンターで設計したものを形にしているそうです。
3Dプリンターも自作というのも驚きです(^^;
そんな山根康輔さんですが、山口県立山口松風館高等学校の定時制課程に通われています。
定時制課程に通われているのは、研究と学校生活を両立させたいからだそうです。
自分のやりたい研究のために定時制課程を選ぶ…しっかりとしたビジョンをお持ちだからできることだと思います。
以前当ブログで紹介した淵上理音さんに通じるものを感じますね。
午前の部に通い、学校は午前9時から正午過ぎまでで、午後は自由時間で研究に没頭されているようです。
既成概念や枠に捉われずに我が道を進む…高校生の時から芯があり、山根康輔さんの将来が楽しみですね。
淵上理音さんの記事は是非こちらをご参照ください。
山口県立山口松風館高等学校について
山根康輔さんは山口県立山口松風館高等学校の定時制課程に在籍中です。
そこで山口県立山口松風館高等学校についてまとめてみました。
所在地 | 山口県山口市小郡令和三丁目6番18号 |
アクセス | JR新山口駅在来線口から徒歩6分 |
設立年 | 2021年 |
設置者 | 山口県 |
課程 | ・定時制課程・通信制課程 |
山口県立山口松風館高等学校は、山口県が設置者の公立の高校です。
2021年に設置、2022年4月1日開校の非常に新しい高校になります。
教育目標は以下のとおりです。
教育目標
多様な学びのニーズにこたえる柔軟な教育システムを通して、個々の目標に応じて社会的に自立し、将来にわたってたくましく生き抜くことのできる人材の育成を図る。
引用:山口県立山口松風館高等学校,”校訓・教育目標・めざす学校像”,https://sites.google.com/g.ysn21.jp/shofukanteiji/%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E7%B4%B9%E4%BB%8B/%E6%A0%A1%E8%A8%93%E6%95%99%E8%82%B2%E7%9B%AE%E6%A8%99%E3%82%81%E3%81%96%E3%81%99%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E5%83%8F?authuser=0
研究に没頭したい山根康輔さんにとっては柔軟な教育システムは非常に魅力的ではないでしょうか。
授業も必修科目のほか、選択科目から授業を選べるため、自分の学びたいことや将来のキャリアを考えた学びを実践することが可能です。
山口県立山口松風館高等学校はJR新山口駅非常に近く、通学の利便性は高いです。
山口県立山口松風館高等学校は、2022年開校のため校舎は非常に綺麗です。一見するとマンションや市役所のような外観で、高校の校舎には見えません。
こちらは校舎の外観側面になります。
山口県立山口松風館高等学校の敷地は、昔はバスの車庫だったようで、学校正面玄関が面している道路も新設されたようです。
2015年6月GoogleMapを見る限りグラウンドが無いなと思ったのですが、学校のホームページに掲載されている校舎平面図を見てみると、5階に屋内運動場があるようです。
というか校舎平面図を掲載してくれている学校を初めてみました(^^;
出典:山口県立山口松風館高等学校,”【山口松風館】校舎平面図”,https://drive.google.com/file/d/1M6ty7odxUMrcTAJkwd9mFQalJ1n0lXFP/view
本記事では山根康輔さんのプロフィール・経歴、山口県立山口松風館高等学校についてまとめてみました。
山根康輔さん定時制課程の高校に通いつつ、自主的に研究を進めている姿勢には脱帽です(^^;
山根康輔さんにモチベーションを維持する秘訣を聞いてみたくなりました。
山根康輔さんの今後の発明に注目です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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