ナニコレ珍百景|山奥で生徒4人!奥出雲町立高尾小学校?落語の授業?

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9月17日日曜日のテレビ朝日で19:00から、「ナニコレ珍百景」が放送されます。

番組のサブタイトルを見ると「山の中に生徒4人の小学校!!」とあり、先日放送された「いの町立本川中学校」の山村留学のことを思い出しました。

人数こそ違うものの同じような環境なのかなと思い非常に興味を惹かれました。

また番組内容には「話す力」を育てる珍授業と書かれており、珍授業とは何なのかも非常に興味を惹かれました。

調べてみるとどうやら島根県仁多郡奥出雲町にある奥出雲町立高尾小学校のことのようです。また珍授業とは落語のことのようです。(番組予告に詳細が書かれていないので現時点で推測です。)

本記事では奥出雲町立高尾小学校や「話す力」を育てる授業について調べてまとめてみました。

以前当ブログで取り上げた山村留学の記事については是非こちらをご参照ください。

ナニコレ珍百景について

「ナニコレ珍百景」はテレビ朝日で放送されているバラエティ番組です。

2008年1月から2016年3月までは「珍衝撃映像バラエティ ナニコレ珍百景」としてレギュラー放送されていました。

全国にある珍しい風景を紹介し、審査委員が認定すると珍百景として登録されて番組公式サイトで公開されます。

単純に風景だけではなく、商品、人物、記録等と珍百景の登録候補は非常に幅広く、見飽きない番組だと思います。

最近は学校に注目した珍百景を番組で多く取り上げてくれるので、小学生のいる保護者としては毎回非常に楽しく子供と一緒に見ています。

「話す力」を育てる授業をしているのは奥出雲町立小学校?

現時点(9/12時点)では番組の予告内容には奥出雲町立小学校の名称は記載されておりません。

ヒントとなるのは「島根県」、「山の中」、「生徒4人」、「話す力」というキーワードです。

このキーワードを満たす小学校を探すヒントが奥出雲町のホームページにありました。

下記リンクは奥出雲町のホームページ内で「高尾っ子blog」を紹介するページになります。https://www.town.okuizumo.shimane.jp/www/takao_es/contents/1680843725653/index.html

高尾っ子blogは奥出雲町立高尾小学校の日常を綴ったブログとなっております。

ブログからの引用になります。

「おはようございまーす」

元気な声が響き渡り、

伊賀平山の麓の小学校の新しい1年がスタートしました。

始業式では、サプライズで4人の子どもたちが

それぞれ自己紹介をしてくれました。

とってもあったかい気持ちになりました。

引用:高尾っ子blog, “令和5年度 元気にスタート!”, 高尾小学校,2023-4-11, https://takaokko.blogspot.com/2023/04/blog-post.html(参照日2023-9-12)

上記引用ページのブログ本文と写真、さらには他の投稿からも生徒4人であることが分かります。

なおブログを見た後に学校だよりを見たのですが、学校だよりの「高尾っ子」4月号からも生徒数が4人であることが分かります。

またブログを見ていると「読む」、「話す」といった内容の投稿が複数存在しています。

全校スピーチや寄席の開催等も行っているようです。

これらの投稿の中に話す力を育てる秘訣が隠されているのでしょうか…。

さらにGoogleMapをご覧いただくと分かる通り、島根県仁多郡奥出雲町は山の中にポツンと存在しています。

以上のことから出雲町立高尾小学校ではないかと考えました。

島根県仁多郡奥出雲町について

奥出雲町立高尾小学校の紹介をする前に、島根県仁多郡奥出雲町についてまとめてみました。

奥出雲町の情報を調べようと奥出雲町のホームページを調べていたところなんと町の紹介がWord形式でホームページにアップロードされておりました…(^^;

奥出雲町は、島根県の東部の山間地域に位置しております。かなり深い山の中ですね。

奥出雲町は良質な砂鉄が採れたことから、「たたら」による鉄づくりが盛んに行われていたそうです。

砂鉄を採るために山を削り、その跡地を棚田として活用し、「仁多米」を生み出したそうです。

奥出雲町の美しい田園風景

奥出雲町の基本情報は以下の通りです。

面積368.01 km2
世帯数4,636
総人口11,430人
65歳以上:5,239人
高齢化率:45.8%
町の木もみじ
町の花石楠花
町長糸原保
学校数小学校10校
中学校2校
高等学校1校
専修学校2校 等

奥出雲町ホームページはこちらです。 https://www.town.okuizumo.shimane.jp/

奥出雲町立高尾小学校について

奥出雲町立高尾小学校についてまとめてみました。

所在地島根県仁多郡奥出雲町高尾823-1
設立年平成16年(町村合併)
生徒数2年生:1名4年生:1名5年生:1名 6年生:1名 合計4名
教職員数教員:8名、用務員等:2名

学校便りである「高尾っ子」4月号によりますと、2年生を双葉学級、4年生を若葉学級、5年生をクローバー学級、6年生を青葉学級と呼んでいるようです。

生徒4名とのことでしたが、全員学年がバラバラで同級生がおりません。

どんな感じの学校生活になるのか全く想像がつきませんね…。

地図を見る限りでは、高尾小学校の周囲は森林と水田に囲まれており、商業施設等は近隣には見当たりません。

唯一近隣に酒屋さんと思われる商店が存在しています。

小高い丘の上にあるのが出雲町立高尾小学校の校舎です。

学校の近くにある高尾神社です。ジブリみたいな雰囲気ですね。

出雲町立高尾小学校の「話す力」を育てる授業について

出雲町立高尾小学校の大きな特徴が「話す力」を育てる授業です。

具体的に何の授業を指すのか…。

調べてみるとどうやら落語の授業が話す力を育てる授業のようです。

高尾っ子blogでは寄席の開催についても投稿がありましたが、授業の一環のようです。

過去にもメディアで取り上げられたことがあるようです。

子どもたちが教育の一環として落語に取り組んでいる島根県奥出雲町立高尾小学校(児童5人、桑山悟校長)が、児童教育の優れた実践に贈られる第53回「博報賞」(博報堂教育財団主催)に輝いた。

引用:小西孝司, “落語ですくすく「想像力」 島根の高尾小に博報賞 17日に東京公演”, 朝日新聞デジタル, 2022-12-10, https://www.asahi.com/articles/ASQD96WJFQCNPTIB004.html, (参照日2023-9-12)

なんと博報賞という賞まで受賞しているようです。

落語への取組は2013年からのようで、当時の教頭先生が内向的な性格の児童のためにと取り入れたことがきっかけとのことです。

上級生は下級生に稽古をつけるとのことで、学年を越えた強い絆が生まれそうで中々良い取り組みなのではないでしょうか。

高尾っ子blogでは寄席の様子が詳しく伝えられていますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。


本記事では奥出雲町立高尾小学校について調べてまとめてみました。

山の中のジブリのような雰囲気の中で落語に取り組むのはどんな感じなのでしょうか…。

自然豊かな環境に小さい頃に身を置けるのは非常に貴重な体験だと思います。

大人になってから自然豊かな環境に身を置きたいと思っても、そう簡単にはいきませんよね…。

ナニコレ珍百景の当日の放送を楽しみにしたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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