ニュースを見ていたら元AKB48の篠田麻里子さんが離婚したとの記事を拝見しました。
少し前からなにやら揉めてるなぐらいの印象だったのですが、とうとう離婚してしまいした…。
ふと中学受験を機に夫婦仲が険悪となり、離婚するような事態になるのか疑問が湧き、夫婦仲が悪くなる原因について考えてみました。
中学受験において夫婦仲が悪くなるのは以下のようなことが考えられるのではないでしょうか。
・中学受験に関して非協力的である
・片方の親が中学受験にのめり込み過ぎる
・子どもの成績が思うように伸びない
・経済的な問題
本記事では篠田麻里子さんの離婚をきっかけとし、中学受験と離婚について考えてまとめてみました。
篠田麻里子さん離婚のニュースについて
3月22日に元AKB48の篠田麻里子さんが自身のインスタグラムで離婚を公表したようです。
篠田麻里子さんと言えば2021年にベストマザー賞を受賞しており、幸せの絶頂にいるのではないかと思っていたのですが、仕事とプライベートは異なったということでしょうか(^^;
もっともベストマザー賞を受賞された歴代の方々は篠田麻里子さん同様に離婚したり、篠田麻里子さんと同時にベストマザー賞を受賞した三浦瑠麗さんのように、旦那さんが逮捕されたりと受賞後に中々散々な人生を歩まれている方が多いようですが…。
「ベストマザーとは?」のテーマで「朝まで生テレビ」か「Abema」で討論してほしいですね。
結論は永遠に出ないでしょうが…(^^;
他人の子どもとは言え、一保護者として離婚したことによる子どもへの影響だけが心配な点です。
《離婚発表》元夫はなぜ「麻里子の言葉を信じる」ことになったのか 不倫疑惑に「悪いことはしていない」#NEWSポストセブン #篠田麻里子 https://t.co/jFOJGTmHwQ
— NEWSポストセブン (@news_postseven) March 23, 2023
中学受験が離婚原因になるのか?
篠田麻里子さんの離婚のニュースを見た私は、中学受験が離婚原因になりうるのか考えてみました。
以前読んだ実話を基にした「勇者たちの中学受験」の二つ目のエピソードでは、三冠、いわゆる開成、灘、筑波大駒場に絶対合格間違いなしと言われた子どものエピソードが描かれています。
結果的には開成、灘、筑波大駒場に全て落ち、家庭は崩壊し、母親から父親へ離婚を申し出るという展開でした。
中学受験期の父親の子どもに対する接し方や人間的未熟さが、母親には耐えきれなかったことが離婚を申し出る原因でした。
このようなエピソードを読むと、追い込まれた状況で人間の本質的な部分が垣間見えた時に幻滅し、離婚へと話が進展してしまうことも無きにしも非ずかなと思いました。
人間追い込まれたときに本性が現れるとは言いますが、中学受験でも十分ありえるかもしれませんね(^^;
「勇者たちの中学受験」のレビュー記事も是非ご参照ください。
中学受験で夫婦仲が悪くなる要因とは?
離婚の原因に繋がりそうな夫婦仲が悪くなる要因について考えてみました。
中学受験に関して非協力的である
よくあるパターンとしては母親が熱心に中学受験のために時間を割くのに対し、父親が全く無関心というパターンです。
母親の中では自分の子どもの将来に関わることなのに、なぜ非協力的なのかという思いが日に日に増大していくことでしょう。
母親と父親で役割分担を明確にし、中学受験に臨むのが良いと思います。
中学受験における父親の役割について書いた記事も是非ご参照ください。
片方の親が中学受験にのめり込み過ぎる
本ブログでも度々言及してきましたが、中学受験で怖いのがコンコルド効果です。
コンコルド効果とは投資などで本来は用いられている用語で、損失が増大すると分かっていてもこれまで費やしたお金や時間が惜しくて後戻りできない状態のことを指します。
中学受験でも同様のことが起こり、中学受験のために費やしたお金や時間がもったいなくなり子どもの意志を無視して無理矢理中学受験を継続してしまう…。
子どもに中学受験を強要している姿を見て幻滅してしまい離婚へ…ということも十分に考えられると思います。
子どもの成績が思うように伸びない
子どもの成績が思うように伸びず、その責任を片方の親に押し付けてしまうと夫婦仲が悪くなること間違いなしです。
普段は中学受験に対して非協力的なのに、模試の結果だけ見てグチグチ言われて自分のせいだと言われたら腹が立ちますよね…(^^;
子どもの成績は夫婦二人の責任との認識を持つことが重要です。
経済的な問題
切実な問題として経済的側面が中学受験には重くのしかかります。
あくまで概算であり、年度や校舎によって微妙に異なるとは思いますが、早稲田アカデミーの小学6年生の通常授業の月謝は45,000円前後、NN志望校別コースの月謝は30,000円前後であることから、この他教材費なども考慮すると年間約100万円程度はかかる見込みになります。
さらに中学受験を志すなら、近年は小学4年生から塾に通うのが一般的です。
そうなると約3年間で200~300万円の出費となり、家計への負担は大きなものとなります。
もし片方の親が中学受験に前向きでない場合、このような大きな出費を快く思わず、無駄な出費とさえ思う場合もあるでしょう。
中学受験にかかる費用が経済的浪費と思われてしまえば、離婚する可能性もあると思います。
中学受験で夫婦仲が悪くならないための対策について
中学受験は子どもの幸せを願ってするものだと常々考えております。
それにも関わらず夫婦仲が悪くなって家族関係が破綻してしまっては本末転倒ですよね(^^;
そこで中学受験に関して夫婦仲が悪くならないための対策について考えてみました。
中学受験の本来の目的を常に確認し合う
中学受験の目的を常に確認し合うことが必要だと思います。
子どもが行きたい中学校がある、学習環境の整った中学校で子どもを学ばせたい等色々と中学受験の動機はあるかと思います。
その目的のための道のりだと思えば、多少の困難にぶつかったとしても家族で乗り越えることも可能だと思います。
人間は目的を見失うと途端にやる気を無くします。
中学受験の目的は何なのかを具体的に掘り下げて考え、夫婦間及び家族間で常に確認して共有し合うことが重要だと思います。
中学受験における教育方針のすり合わせを行う
教育方針のすり合わせも重要だと思います。
いつから塾に通うのか、家庭学習はどちらが面倒を見るのか、志望校選びはどうするのか…
挙げればきりが無いと思います。
しかしながら、細かい点まできちんとすり合わせを行っておかないと後々トラブルの原因になりかねません。
教育方針と言っても、経済的及び時間的な側面に直結することがほとんどなので、あいまいにしておくのはよくありません。
お互いが納得できないにしても、妥協点を模索しておくべきです。
価値観の違いを予め認識しておく
夫婦と言っても所詮は他人です。
気が合って結婚しても価値観は根本的に異なります。
中学受験において何に価値を見出すかもきっと異なることでしょう。
子どもの希望を最優先させるのか、学習環境が良いと親が思った学校を受験させるのか…
価値観の違いは判断の違いを生み、それがすれ違いに繋がります。
予め価値観の違いを認め、価値観が違っても許せる範囲について考えておきましょう。
価値観をすり合わせたところで完全一致など考えるだけ時間の無駄です。
定期的なストレス発散を行う
中学受験を実際にする子ども本人のストレス発散も必要ですが、親自身のストレス発散も同じくらい重要だと思います。
子どもの成績が思うように伸びなかったり、夫婦間での価値観の違い、中学受験への貢献度の違い等色々と不満を持つことも多いでしょう。
思いっきりストレスを発散できる方法を予め考えておきましょう。
ストレス発散の術を持たない人は危険かもしれません。
本記事では篠田麻里子さんの離婚をきっかけとし、中学受験と離婚について考えてまとめてみました。
中学受験において夫婦仲が悪くなるのは以下のようなことが考えられるのではないでしょうか。
・中学受験に関して非協力的である
・片方の親が中学受験にのめり込み過ぎる
・子どもの成績が思うように伸びない
・経済的な問題
また、夫婦仲が悪くならないための対策としては以下のようなことが考えられるのではないでしょうか。
・中学受験の本来の目的を常に確認し合う
・中学受験における教育方針のすり合わせを行う
・価値観の違いを予め認識しておく
・定期的なストレス発散を行う
中学受験は子どもの将来を考え、子どもが幸せになるための選択肢の一つだと考えています。
幸せになるための手段の一つに過ぎない中学受験で家庭が破綻してしまっては本末転倒ですよね。
中学受験という「手段」が「目的」にならないよう気をつけたいところです。
最後までお読みいただきありがとうございました。