愛知でラーケーション導入!ラーケーションとは?いつから導入?

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ラーケーション愛知学校生活

ライブドアニュースで愛知県が家族での「ラーケーションの日」という新制度を推進しているというのを知りました。

最初このニュースを見たときは「ラーケーションってなんだ?」と思ってしまいました(^^;

どうやら年間3日まで公立の小中高と特別支援学校を休んでも大丈夫な制度で、週末や長期休暇以外にも家族との時間を増やすことが狙いのようです。

本記事ではそもそもラーケーションとは何なのか、ラーケーションに対する世間の反応についてまとめてみました。

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愛知でラーケーション導入のニュースについて

冒頭でも申し上げた通り、3月17日のライブドアニュースで「ラーケーションの日」と言う新制度が愛知県で導入されることが取り上げられておりました。

年間3日まで公立の小中高と特別支援学校を休んでも大丈夫な制度で、週末や長期休暇以外にも家族との時間を増やすことが狙いのようです。

学校への事前申請で欠席扱いにならず、受けられなかった授業は自習で補うとのことで、来年度の2学期以降、順次導入予定だそうです。

大村知事は「休み方改革」の一環だとし、子供と一緒に楽しむことで保護者の休み方改革につながると述べたそうです。

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新制度「ラーケーションの日」について

新制度「ラーケーションの日」は、愛知県「休み方改革」プロジェクトの一環です。

この愛知県の休み方改革の目的は、国民全体のワークライフバランスの充実と生産性向上による日本経済の活性化の実現を目指すことです。

プロジェクトの中で家族の休みに合わせて子どもが学校外で活動できる仕組みとして、「ラーケーションの日」の創設・導入に向けた環境整備が行われます。

ニュースの中でも取り上げられていたように、年3日間休んでも欠席にならない日を設け、保護者がラーケーションカードに記載された趣旨を踏まえて子どもと相談し、当面はメール等で学校で届け出ること、「ラーケーションの日」をとることができるそうです。

「ラーケーションの日」をとったことで受けられなかった授業の内容は、家庭において事前あるいは事後に教科書等を用いて自習するとのことです。

出典:愛知県政策企画局地方創生課, “愛知県「休み方改革」プロジェクトについて”, 2023, https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/452097.pdf

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ラーケーションについて

そもそもラーケーションとは何なのでしょうか?

私は初めて聞いた言葉でした(^^;

どうやら造語のようで、「ラーニング」と「バケーション」を組み合わせたもので、休暇中に学ぶ行為のことをいい、英語では「learcation」になります。

「ワーケーション」は普段のオフィスとは離れた場所で働きながらバケーションを楽しむというもので、ワークがラーニング(学び)に変わったのがラーケーションです。

ワーケーションにおける大きなメリットとしては働き方の選択肢を広げるとともに、普段と異なる環境下で働くことによる、リフレッシュ効果です。

ラーケーションにおいても、普段と異なる環境下で学ぶことで、気分転換するとともに新たに自分が興味を持てるものを発見できる可能性があるかもしれません。

ラーケーションを行うためには、リゾート地などの宿泊施設にプラスして自然環境下で学ぶための文科的な施設が必要となります。

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ラーケーションの日を導入する他の自治体はあるのか?

この新しい制度である「ラーケーションの日」の学校への導入自体は、来年度の2学期以降愛知県での導入が全国で初めてとなります。

他の自治体の学校や私立の学校は愛知県での導入成果を待ってから順次導入していくのではないでしょうか。

「ラーケーションの日」の心配な点

今回の新制度である「ラーケーションの日」では、家族で一緒に学びと休暇の時間を共有することで家族の仲も深まるのではないでしょうか。

しかしその一方で、心配な点もあります。

ラーケーションは、本来学びと休暇の融合です。

新制度の説明内容では、「保護者がラーケーションカードに記載された趣旨を踏まえて子どもと相談」と記載がありますが、学びの部分が抜け落ちてしまい、単に休暇が増えただけで終わらないかが心配な点です。

学んだことについてレポートなどの成果物を学校側に提出させるような記載は見当たりませんでした。

家族と休みを合わせて家族との時間を増やすという目的だけであれば、わざわざラーケーションなどという名称を付けなくても…と個人的には思ってしまいました。

さらに心配な点としては、「ラーケーションの日」のラーケーションの建前を通すために、行政側がラーケーションのための新施設整備等に無駄な公金を使用しないかという点です。

ラーケーションを行うためには宿泊施設の近くに学べる環境が必要です。

この学べる環境を整備するという理由で、施設などの整備が無駄に行われないことを祈るばかりです。

日本ではラーケーションが浸透しているとは言い難く、ラーケーションを行うための適地があるのかどうかも不明です。

このような背景もあり、余計に無駄な施設整備を推し進められないか心配です。

ニュースに対する世間の反応

3月18日午前7時時点で、Twitterでは1700リツイート、6000近いいいねがついており、中々世間からの反応は大きいようです。

Twitterでは賛否両論あるようです。

肯定的な意見としては以下のようなものがありました。

・休日の混雑が分散できるのではないか。

・仕事の都合上平日の方が休みやすいからありがたい。

また、否定的な意見としては以下のようなものがありました。

・普通に休むのと何が違うのか。

・家庭で自習できないような内容の場合どのように対応するのかが不透明

・この制度で学びを実感できるのか。

・大人の方も休みやすくしないと子どもがゲームだけして終わりそう

・年間3日の根拠が不明

・新制度で教員の負担は増えないか心配

・海外では家族で出掛けて学校や住むのは普通。制度化するほどのことか。

ざっと見た限り否定的な意見の方が多いように感じました(^^;

学びの実感ができるのか?というのはまさしくラーケーション本来の意味を成すのか?という私の考えそのものでした。

新制度なのでしばらくは様子見ですかね。


本記事ではそもそもラーケーションとは何なのか、ラーケーションに対する世間の反応についてまとめてみました。

私はこのニュースで初めてラーケーションという言葉を知りました。

ラーケーションの考えや理念自体は良いとは思いますが、学びの部分が抜け落ちてしまわないかがやはり心配です。

愛知県の資料ではレポートなどの提出を求めているようにも見えませんでしたし、単なる休暇が増えただけに過ぎないのでは…とも思ってしまいました。

世間の反応では賛否両論あるものの、Twitter上では否定的な意見が目立ちました。

新制度なので他の自治体は安易に導入しないで頂きたいなと個人的には思いました。

皆さんは本ニュース記事を見てどのような感想をお持ちになるでしょうか?

是非ご一読ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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