いよいよ2月になりました。
東京及び神奈川の中学受験がスタートしますね!
試験の連続になるかと思いますが、前日の過ごし方次第で試験当日のパフォーマンスを向上させられる可能性があるかもしれません。
そこで今回は中学受験の試験前日の過ごし方について調べてみました。
中学受験の試験前日の過ごし方のポイントとしては以下のようなものがありました。
・普段と同じ生活リズムを崩さない
・自信をつけるための勉強をする
・試験当日のための準備をする
・試験当日のシミュレーションをする
・テストのシミュレーションをする
・トラブルが起きた場合を想定する
・普段と同じ夕食をとる
中学受験の試験本番で最高のパフォーマンスを発揮できるよう試験前日の過ごし方は慎重に!
中学受験の試験日前日の過ごし方について
人生の一つの決断である中学受験…。
その試験日の前日の過ごし方は千差万別だと思います。
息子の小学校受験時は至って普段通りに過ごしました。
結果は国立も私立も合格を頂きました。
どんな過ごし方があるかポイントについてまとめてみましたので是非参考にしてください。
普段と同じ生活リズムを崩さない
やはり普段通り過ごすのが一番ではないでしょうか。
ただし、普段からきちんと規則正しい生活を送っていることが大前提ではありますが…(^^;
普段通りに過ごして肉体的にも精神的にも疲労を溜めないことが重要だと思います。
普段通りとはいえ、もしスポーツ系の習い事をしていてその疲労が気になるようであれば、休んだほうが無難でしょう。
試験前日は学校を休むかどうか悩むところではありますが、生活リズムの観点からは通わせたほうが良いと思います。
もちろん季節性のインフルエンザ等が流行しているような場合は、臨機応変に対応して休むことも検討しましょう。
自信をつけるための勉強をする
新しいことを学んで、できるかどうかという不安な気持ちにかられるよりも、今まで学んできたことを復習し、自分ならできるという自信を付けるほうが重要だと思います。
やはりやる気に満ち溢れた状態で試験には臨みたいので、受験前日にはできる問題を復習して受験に対して士気を上げることの方を優先するべきです。
勉強に限らずスポーツの試合でも士気は結果に大きく影響すると思います。
自分を鼓舞することを心掛けるべきでしょう。
小学校受験ではありますが、長男にも試験前日は自信をつけさせるべく、得意な分野の復習をさせました。
そのおかげか試験当日に長男はまったく怯むことなく試験会場入りすることができました。
試験当日のための準備をする
試験当日に持ち物の準備を慌ただしく行うのは、精神的な安定とはほど遠いと思います。
前日に準備できるものは準備してしまいましょう。
試験当時は全てにおいて余裕を持って行動することで、精神的にも余裕を持つことができ、安定した精神状態で試験が受けられると思います。
試験当日のシミュレーションをする
試験当日の起床から試験会場までの行動予定を確認することも大切です。
試験開始時刻から逆算して、何時に最寄り駅へ付くのか、何時に家を出ればいいのか、準備にどれぐらい時間がかかるか、そして何時に起床すれば余裕を持って行動できるかを考慮した行動計画を立てます。
少し時間を多めに見るぐらいが良いでしょう。
試験当日ということで、普段とは明らかに精神状態が異なると考えられます。
また、初めて行く試験会場であれば、Googleストリートビューで駅から学校までの道のりを見ておくのも良いでしょう。
web上とはいえ見たことがある景色であれば、やはり心に余裕が生まれると思います。
移動とはいえ、心に動揺が走らないようできることは事前に全てやっておきたいところです。
テストのシミュレーションをする
各科目に得意分野と苦手分野があると思います。
苦手分野に躓いてしまい、得意分野を解くための時間が無くなってしまった…
なんてこともあるかと思います。
今まさに我が家の長男が直面している問題ですが…(^^;
得意分野の失点は非常にもったいないです。
このような事態を避けるためにも、各科目の得意分野と苦手分野を再認識し、出題された場合はどの分野から解くのかもシミュレーションしておけば心に余裕が生まれるはずです。
人間は想定外のことが起きると動揺しますが、想定内であればプラン通りに動けばいいだけです。
事前の一手間で心の動揺を抑えられるのであれば、解き方のシミュレーションを是非しておくべきです。
トラブルが起きた場合を想定する
トラブルが起きた場合でも、その対応策を考えておけば動揺することもなくなるでしょう。
公共交通機関を使用して試験会場まで行く場合、一つの公共交通機関だけではなく、他の公共交通機関でも行けるかどうかを確認して、道順を想定しておきましょう。
また、万が一試験会場に向かう途中でトラブルに巻き込まれた場合は、保護者がすぐ対応できるよう父親は自宅、母親は試験会場近隣に待機しているなどのバックアップ体制を築いておくのも良いでしょう。
中学受験の試験直前に保護者がするべきこととは?
それでは保護者がするべきこととは何があるでしょうか?
お子様に全幅の信頼を置いていたとしても最後の最後まで力になってあげたいのが親心だと思います。
不安を払拭して士気を高めてあげる
多くのライバルたちとの熾烈な争いを前にお子様は緊張しているはずです。
ほどよい緊張は集中力を高めてパフォーマンスを向上させますが、過度な緊張は逆にパフォーマンスを下げてしまいます。
緊張しているお子様には積極的に声を掛けて緊張をすこしでもほぐしてあげましょう!
ただし、「絶対〇〇なら大丈夫!」などのような士気を高めているようで追い詰めるような言葉は避けましょう。
この言い方だと落ちた時に子供が自分自身を責めてしまう可能性があります。
私もついやってしまいがちなのですが…(^^;
声を掛けるなら「最善を尽くして来よう!」等と今後の試験にも影響のないような前向きな言葉の方が良いと思います。
言葉の受け取り方は個人差がもちろんありますので、各ご家庭で最善と思える声掛けができれば良いでしょう。
追い込み過ぎのお子様を諫めてあげる
試験への不安からか試験日前日の最後の最後まで自分を追い込んで勉強をしてしまうお子様もいるかと思います。
ただし、試験前日は普段通りにそして疲労を溜めないことが最優先です。
もし不安にかられて執拗に勉強をしているお子様がいる場合は、前向きな言葉を掛けるとともに、早目に明日の準備や寝るための準備に移るよう促してあげましょう。
当日の持ち物や書類をチェックする
お子様自身がチェックをするとは思いますが、保護者の方も必ずチェックしておきましょう。
仕事でもダブルチェックが基本です。
中学受験の前日準備もダブルチェックで漏れがないよう備えましょう。
当日のスケジュールのチェック
お子様自身が当日のスケジュールをしっかり把握することはもちろん、保護者の方もスケジュールを完全に把握しておきましょう。
トラブルなどの不測の事態があったとしても、スケジュールを完全に把握しておけば焦ることなく対処できるかもしれません。
当日のスケジュール及び流れをお子様任せにするようなことは避けましょう。
中学受験前日及び当日の注意点について
特に注意すべきことについて記載してみました。
試験前日の注意点
よく試験に向けて早目に寝るというのを前日の過ごし方として見かけますが、普段の就寝時間よりも2~4時間前に寝ることは避けたほうが無難でしょう。
普段の就寝時間の2~4時間前は「睡眠禁止ゾーン」と呼ばれ、身体が覚醒状態を維持しよとする時間帯のため眠りたいのに眠れなくなり、焦って余計に眠れなくなるという負のスパイラルに陥ります。
このことについては前の記事でも記載しましたので是非ご参照ください。
試験前日に早目に寝たいのであれば1~2週間掛けて生活リズムを変え、身体を慣らしおいたほうが良いでしょう。
また、お子様が不安になるような言葉を掛けるのは避けましょう。
落ちた時の話をしたらお子様の不安は増幅するだけだと思います。
ネガティブな話題は意識的に避けたいところです。
試験当日の注意点
最も注意すべきは時間です。
予め当日の行動をシミュレーションしていたとしても、予定に遅れはつきものです。
早目早目の行動で、シミュレーションを前倒しするぐらいの気持ちで行動しましょう。
また、中学校によっては試験当日に休み時間を挟んで連続して試験を受けることもあるかと思います。
その際に注意したいのが休み時間に答え合わせをしないことです。
その場で答え合わせをして一喜一憂するよりも、次の試験科目に気持ちを切り替えて参考書でも読んでいたほうがよほど有益です。
特に引きずりやすい性格のお子様の場合は注意が必要ですので、保護者から答え合わせをせずに次の教科に集中するよう事前に伝えておきましょう。
ホテルに前泊する場合の望ましい過ごし方
できれば前泊は避けたいところですが、試験会場によっては前泊せざるを得ない場合もあるかと思います。
ただでさえ慣れない場所で生活することはストレスになります。
ホテルでは好きな音楽を聞いたりテレビを見てストレスを軽減することや、あえて勉強をせずにストレス要因を排除するなどの方策が考えられます。
生活面でのストレスがかかることを加味した上での行動が求められます。
移動先でのお子様のストレス発散方法について事前に検討しておくと良いでしょう。
本記事では、中学受験の試験前日の過ごし方について紹介してきました。
中学受験の試験前日の過ごし方のポイントとしては以下のようなものがありました。
・普段と同じ生活リズムを崩さない
・自信をつけるための勉強をする
・試験当日のための準備をする
・試験当日のシミュレーションをする
・テストのシミュレーションをする
・トラブルが起きた場合を想定する
・普段と同じ夕食をとる
本記事で紹介した中学受験の試験前日の過ごし方は、中学受験の試験前日だけではなく、部活動の大会前日などの他のプレッシャーのかかる場面でも活用できると思います。
何事も実力を発揮できるのはやはり平常心で挑んだ時だと思います。
言葉にすると簡単な平常心…
しかし大人になった今でも資格試験の前日は緊張して平常心を失いかけます…(^^;
その平常心を小学生に求めるのですからいかに大変なことを求めているのか保護者はしっかりと理解してあげたいところですね。
と、言いつつも我が子にそれができているかは不明ですが…(^^;
最後までお読みいただきありがとうございました。
試験前日に眠れない場合は、併せてこちらの記事も是非お読みください!