中学受験の塾通いはいつから?6年生からでも間に合うケースもある?!

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中学受験

中学受験のためにお子様を塾に通わせる保護者の方は多いのではないでしょうか?

でも塾の費用は高いですし、通塾の期間は可能な限り短くしたい・・・。

誰しもが同じような思いにかられるのではないでしょうか。

結論から申し上げますと小学6年生から塾に通わせて、志望校の試験に合格するのはかなり難しいと言えます。

ただし、個人により勉強の進捗状況や学習習慣が異なるため当然のことながら例外もあり得ます。

本記事ではそもそも小学6年生からの中学受験挑戦が難しい理由や小学6年生からの通塾のデメリットについてご紹介したいと思います。

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小学6年生からの中学受験が難しい理由

通塾させる以前にそもそも小学6年生からの中学受験は難しいのでしょうか?

結論としては難しいと言わざるを得ません。

以下、難しい理由を見ていきましょう。

学習習慣の有無が大きく影響する

中学受験に向けていきなり勉強量を増やそうとしても大半の場合は続かないと思います。

それは自宅学習でも塾でもどちらの場合でも同じだと思います。

普段から学習する習慣が身についていれば、復習や予習の方法はどうするかなど自分なりの学習スタイルが確立されているかと思います。

自分なりの学習スタイルが身についていないとまずは自分の学習スタイルを確立するところからのスタートとなり、時間を要することになります。

また、長時間勉強に取り組むというのは気力も体力も要します。

学習習慣の無いお子様はこの気力と体力が持たず、結果として集中力が切れ、学習効率が落ちるという負のスパイラルに陥ります。

学習習慣というのは長期間を経て身につくものであり、一朝一夕でどうにかなるものではありません。

中学受験は学校の勉強だけでは対応できない

中学受験の出題範囲は、小学校の学習内容だけでは不十分と言えます。

なぜならば小学校の学習範囲を大きく上回る出題範囲と発展的な問題が出題されるためです。

そのため多くの小学生は小学4年生、またはそれよりも早い段階から中学受験に備えます。

私の息子が通っている某塾の保護者向けの説明会においても、小学4年生から中学受験に備えるのは当たり前であり、現在は小学3年生から中学受験に備えるのが主流になりつつあるとの説明がありました。

親としては気が重いばかりです・・・。

それだけ出題範囲が広範囲にわたり、かつ、発展的な内容の問題が出題されるということでもあります。

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中学受験で塾に入らないデメリット

中学受験で塾に入らないことによるデメリットについて解説してみました。

塾に入る最大のデメリットは「情報入手の困難さ」に集約されるのではないでしょうか?

以下、デメリットについて詳細に見ていきましょう。

保護者が勉強をサポートしなければならない

自宅学習で中学受験をする場合は、保護者が勉強のサポートをせざるを得ません。

先にも書いた通り、中学受験の出題範囲は広い上に発展的な問題も出題されます。

そのため小学生が独学で学ぶのは限界があり、必ず保護者がサポートしなければならなくなります。

そうなると当然のことながら保護者の方の時間が奪われることにもなります。

高校受験や大学受験と異なり、中学受験は保護者の負担が大きく、小学生の指導に長けた塾のサポートを受けたほうが間違いなく時間的な効率も良くなるでしょう。

保護者が教材を選ぶ必要がある

塾であればこれまでの塾の指導実績に基づいた推奨の教材があり、それに沿って授業を進めていきます。

その一方で塾に通わず自宅で学習する場合は、保護者が教材を選ぶ必要があります。

保護者がお子様に合った教材かどうかを判断する必要性も出てきます。

万が一、お子様との相性が良くない教材を選んでしまった場合は、教材を買い替える必要性もあり、教材費の出費がかさんでしまう可能性もあります。

志望校の入試傾向を保護者が調べて対策する必要がある

塾であればこれまでの実績や過去問の蓄積から各中学校の入試問題の傾向をある程度把握することが可能です。

しかしながら、塾を使わずに自宅学習する場合は、入試問題の出題傾向を保護者自らが分析して、対策する必要があります。

中学受験の入試は各校によって独特なものもあり、保護者が受験予定の全ての中学校の入試問題の出題傾向を把握するのは難しいものがあります。

やはり情報入手の容易さの観点からも塾を利用することのメリットは大きいと言えるでしょう。

お子様が試験慣れできない

中学受験の試験の本番環境に慣れるためには、同様の環境下で試験を繰り返し受けることが一番の対策になりえます。

塾に通っていれば模試の案内があり簡単に本番環境に似た状態で試験を受けることが可能ですが、自宅学習の場合は塾生以外でも受けられる模試情報を探し出し、スケジュールを組み立てる必要性があります。

このように模試を探してスケジュール管理まで全て保護者の負担となります。

模試情報が容易に手に入り、簡単に模試を受けられることも塾の大きなメリットと言えるでしょう。

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中学受験のための6年生からの通塾のデメリット

中学受験のために6年生から塾に通うことのデメリットとは何でしょうか?

最近では6年生から塾に通うケースは少ないと聞きます・・・。

その理由を見ていきましょう。

6年生からのカリキュラムがない

中学受験の準備には通常2年以上はかかると言われています。

名門中学となればさらに準備期間は長期化します。

そのため通常塾では1年間でのカリキュラムは無く、複数年にまたがったカリキュラムをくんでいることも珍しくありません。

そのため小学6年生から塾に通いだしても、カリキュラムの途中から入塾することとなり、授業内容に追いつけなくて挫折してしまう可能性もあります。

小学6年生から入塾するのであれば、カリキュラムに自力で追いつく覚悟が必要になります。

その際には保護者のサポートが必要不可欠になり、塾に通わせているのに保護者の負担も大きいという状態になってしまいます。

このような状態を避けるためにも、小学6年生からの通塾は避け、小学6年生以前から余裕をもって通塾をさせたほうが保護者の負担も減るかと思います。

短期間の通塾だからといって費用が安くなるわけではない

小学6年生の1年間だけ塾に通うから費用が安くなるとは限りません。

集団形式の塾のカリキュラムに追いつけない場合、個別形式の塾へ切り替える可能性もあります。

個別形式の塾はサポートは手厚いですが、当然のことながら費用は高くなります。

費用を安く抑えようと小学6年生から通わせたにもかかわらず、塾の授業内容に追いつけず個別形式の塾へ切り替えた結果、費用が余計にかかってしまうことも十分ありえます。

塾を利用するのにも計画的な利用が望ましいと言えるでしょう。

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小学6年生から中学受験合格のためのポイント

これまで小学6年生からの中学受験は厳しいと申し上げてきましたが、そうは言っても様々な家庭の事情から小学6年生からしか中学受験の準備ができない場合もあるかと思います。

そんな場合にはどうすれば小学6年生からでも中学受験に合格することができるのかを紹介していきたいと思います。

ただし注意して頂きたいのは、準備期間が短いということは、様々な点で妥協や諦めが必要になるということです。

どうしても合格したい志望校があるというのであれば、準備期間の確保を最優先とすることをおすすめします。

志望校の偏差値と現在の偏差値のギャップ

まずは志望校の偏差値と現在の偏差値のギャップを知るとともに、お子様の弱点の教科を把握することが必要です。

何が得意で何が不得意かをきちんと把握しておかないと対策の立てようもありません。

場合によっては、不得意な部分を強化するだけでも合格の可能性が飛躍的に上がるかもしれません。

また、志望校と現状の偏差値のギャップが著しい場合には、志望校を偏差値の低い中学校に変えることも選択肢の一つです。

中学受験の勉強だけに集中する

他のお子様たちが長期間をかけて学んできたことを短期間で学ぶ必要があります。

そのためには中学受験以外のことに時間を費やしている余裕はありません。

もし他に習い事などをしている場合には、一旦やめることも検討しましょう。

また遊びの時間も削る必要があると思います。

まだまだ小学生で遊びたい盛りだとは思いますが、これまでの時間をリカバリーするためにも勉強だけに集中する環境作りを保護者は積極的にしていなかければなりません。

個別指導塾・家庭教師を活用する

先ほども述べましたが、集団形式の塾はカリキュラムが既に組まれており、一人一人の塾生に対してのサポートが手厚いとは言えません。

しかも小学6年生からという短期間で中学受験に挑戦するのであれば、個人に合わせた指導が必要不可欠と言えます。

そのためにも個別指導塾や家庭教師を活用し、お子様の勉強の進捗状況に合わせた的確なサポートが必要となります。

初めから個別指導塾や家庭教師を利用するつもりでいれば、集団形式の塾で授業についていくことができないなどのストレスも感じることは無いでしょう。

国語の読解力

算数は短期間でも得点力を向上させることは比較的簡単と言われています。

しかしながら、国語の読解力は日々の積み重ねが物を言うため、一朝一夕で身につくものではありません。

また、国語の読解力は他の教科の問題を読む力にも直結します。

そのため国語以外にも大きな影響があると言えます。

もしお子様の国語の読解力が著しく低いような場合は、志望校の偏差値を思い切って下げる必要性もあるでしょう。

学習習慣の有無

小学6年生までで学習習慣が無かった場合は、学習習慣を身に付けることが最優先とも言えるかもしれません。

長時間集中力を切らさずに勉強し続けるためには、やはり学習習慣の有無の影響が大きいと言えます。

いきなり長時間の勉強は困難だと思いますので、少しずつ勉強時間を延ばすよう保護者の方が上手に時間管理をしてあげることが重要だと思います。

子供の中学受験に対する意欲・意思

何よりも子供の中学受験に対する意欲や意思が無いことには中学受験を乗り切るのは難しいでしょう。

保護者の方は何故中学受験をすべきなのかをお子様に説明するとともに、お子様の意欲や意思を確認し、中学受験に対する前向きなイメージを受け付けることが重要だと思います。

どうしてもお子様の意欲が沸かない・・・。

そんな時は高校受験に切り替えるのも一つの選択肢ではないかと思います。

無理をさせて家庭内不和を引き起こしては元も子もないので・・・。


いかがでしたでしょうか?

小学6年生からの受験はかなり困難であると言わざるを得ません。

また塾に通わせるにしても、やはり6年生から集団形式の塾ではカリキュラム上難しいと思います。

小学6年生からの中学受験を否定するわけではありませんが、どうしても行きたい志望校があるのであれば、準備期間を確保して万全の体制で中学受験に臨みましょう!

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