中学受験に全落ちしたら? 親ができることを6つ考えてみた!

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中学受験全落ちしたら中学受験
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中学受験では複数校併願するのが一般的だと思います。

しかし、複数校併願したにもかかわらず、全落ちしてしまう可能性もゼロではありません。

複数校受験したのにどこにも受からなかったらショックが大きいですよね…(^^;

そこで今回は中学受験で全落ちしてしまった場合に親ができることについて考えてみました。

中学受験で全落ちしてしまった場合の親の対応としては以下のようなものがあるのではないでしょうか。

・中学受験を乗り切ったことを褒める

・親の落ち込む姿を見せない

・子供を責めない

・中学受験の経験が無駄ではないことを子供に伝える

・子供に気分転換させる

・親自身の気持ちを切り替える

本記事では中学受験で全落ちしてしまった場合に親子共にどう立ち直ればよいか保護者として考えてみました。

中学受験に全落ちしてしまう原因とは?

そもそも中学受験に全落ちしてしまう原因とは何でしょうか?

以下のような原因が考えられるのではないでしょうか。

受験する中学と子供の学力レベルが合っていない

中学受験で複数校を併願するのは、チャレンジ校、志望校、安全校と分類し、万が一志望校に不合格だったとしても、安全校には確実に合格して全落ちするのを防ぐためです。

しかしながら、子供の学力を顧みず、学力に見合わない中学校ばかり受験していては複数併願の意味が全く無くなってしまいます。

安全校が安全校になっていないなんてことも…。

これは子供というよりも親がプライド的に偏差値〇〇未満は中学受験の意味が無い!

なんて考えている場合に起こり得るのではないでしょうか。

中学受験に不合格したら公立に進学すればいい

やはり中学受験をするからにはある程度の覚悟をもって臨まなければならないと思います。

時間的にも経済的にも精神的にもあらゆるものに対して制約がかかるからです。

我が家でも中学受験に関する情報は集めつつも、中学受験するかどうか悩んでおります(^^;

長期間やりたいことも我慢し、勉強ばかりしてきた子供が結局公立へ行くこととなったら子供はどう思うでしょう…。

公立中学校へ行くことというよりも、全落ちした結果にショックを受けるのではないかと思います。

引きずるタイプの子供は長期間全落ちした結果を引きずるでしょう。

中学受験するからには、どこかの中学校には合格し、中学受験に費やした子供自身の努力を合格という形に変えてあげたいと親として考えるべきではないでしょうか。

中学受験に全落ちしたらどうなるのか?

中学受験に全落ちした後のことを考えてみたいと思います。

中学受験に全落ちした子供の気持ち

考えるまでもなく、深いショックを受けることと思います。

中には全てを否定されたかのように感じる子供もいるのではないでしょうか…。

そして何より親の期待を裏切ってしまったと自分を責める子供もいると思います。

中学受験に全落ちした親の気持ち 

子供と同様に深いショックを受けることと思います。

ただし、親の場合は経済的な側面からもショックを受けると思います。

中学受験の合計費用は、車種を選ばなければ自動車1台は余裕で購入できるぐらいにはなるかと思います。

「こんなにお金をかけたのに…」

「他のことにお金を使えばよかった…」

中学受験はギャンブルや投資的要素を持ち合わせていると思います。

「翼の翼」のレビュー記事にも書きましたが「コンコルド効果」が中学受験における一番の大敵かもしれません。

「ここまでお金をかけたんだから…。ここまで時間を費やしてきたんだから…。」

それ故に「お金も時間も大量につぎ込んだのに全落ちてしまうのか…。」と。

FX(外国為替保証金取引)経験者の私からするとこの心理は痛いほどよくわかります(^^;

ここで子供に思わず当たってしまうと一生涯の家族間の溝ができてしまうことも…。

家族間の激しくもリアリティある描写が話題の「翼の翼」のレビュー記事も是非ご参照ください。

進学先は?

進学先は当然のことながら地元の公立中学校になります。

周囲には中学受験をしたことを知っている同級生もいることでしょう。

そして中学受験に全落ちしたことで心無いことを言われる可能性もあるかもしれません。

まだ12、13歳の子供がそういった周囲からの視線に耐えるのは非常に心苦しいです。

そのためにも中学受験をすると決めた時から覚悟を決め、綿密な併願計画を立てるべきであると考えます。

もちろん公立中学校に行ったからといってひどい目に必ず遭うわけではありません。

こればかりは運的な要素が強いと思います。

中学受験に全落ちする家庭の特徴

どのような家庭が中学受験に全落ちするのか考えてみました。

やはり最大の要因は併願校選びに問題があることだと思います。

中学受験に限らず、受験というものはチャレンジ校、志望校、安全校の複数受験するのがセオリーだと考えています。

しかしながら、中学受験に全落ちする原因のところでも記載したように、意識的に併願校を選ばずに、受けたいところだけを受けているような場合はこのような併願校の組み立てができていない可能性があります。

子供の実力にあった併願校の組み立てと受験スケジュールに関しては塾の先生に相談するのが一番だと思います。

親に根拠のない自信がある場合や、親自身が優秀であると思っている場合は、併願校選びで致命的なミスを犯すかもしれません。

中学受験に全落ちした場合に親ができることとは?

中学受験に全落ちした場合に親ができることには何があるでしょうか。

将来の中学受験を想定して考えてみました。

中学受験を乗り切ったことを褒める

第一志望校に不合格だった場合に関する記事でも書きましたが、まずは中学受験を乗り切った子供を褒めてあげるべきだと思います。

合格できなかったことで子供に強く当たってしまうと、子供は自分の学力しか親が見ていないと勘違いするかもしれません。

子供自身の頑張りを褒め、基礎学力が向上したこと、忍耐強くなったこと等思いつくまま良い点を褒めてあげましょう。

親の落ち込む姿を見せない

中学受験全落ちという結果に親も落ち込むことと思います。

しかしその姿を子供が見たらどう思うでしょうか?

親を悲しませたと自分を責める子供が多いと思います。

さらに子供を追い詰めることになりますので、子供の前で親の落ち込む姿だけは見せないよう努めましょう。

子供を責めない

子供を責めることも厳禁だと思います。

中学受験全落ちという結果に子供本人が一番落ち込んでいるはずです。

そこでさらに親から責められたら…。

責めたくなる気持ちも分からないでもないですが、そこは一旦落ち着き、子供に寄り添う姿勢を見せるべきでしょう。

ここでの対応次第で後々の家庭内不和を生みかねないことを肝に銘じておくべきだと思います。

「翼の翼」や「勇者たちの中学受験」で家庭内不和の描写を読んで切実に思いました。

中学受験の経験が無駄ではないことを子供に伝える

子供に前向きな気持ちになってもらうためには、中学受験におけるポジティブな面をきちんと伝えるべきだと思います。

中学受験を経験した子供と、中学受験を経験せずにそのまま公立中学校に進学した場合では、学力に大きな差が生じていることと思います。

中学受験を経験した子供は学習習慣が身に付いており、自分なりの効率の良い学習スタイルも身に付いていることと思います。

この中学受験を通して得た学習習慣を活かし、中学校生活の最初の中間テストで弾みを付けるのも良いでしょう。

子供に気分転換させる

中学受験に全落ちすれば誰でも落ち込みます。

そんな時は勉強から一切離れるのも、気分を回復するための方策の一つかもしれません。

子供のやりたいことや好きな習い事の再開など、こどもの望むことをさせてあげるのが良いと思います。

親自身の気持ちを切り替える

親自身が落ち込んでいては子供の気分はいつまで経っても回復することはないでしょう。

そのためにも塾の先生に報告とお礼をし、中学受験に区切りを付けて、次に踏み出すことも重要だと思います。

その際に塾の先生から色々と今後のことについてアドバイスをもらえるかもしれません。

気持ちの切り替えができず、子供の中学校生活に悪影響を及ぼしてしまっては元も子もありません。

中学受験に全落ちした後に取り組みたいこと

中学受験に全落ちしたからといって全てが無に帰すわけではありません。

次に向けて行動するほうが有益だと思います。

高校受験や大学受験に向けて目標設定

目標が無くなってしまうとモチベーションも中々上がらないと思います。

中学受験の悔しさをばねにして、高校受験と大学受験の目標設定をするのはいかがでしょうか。

悔しい気持ちは人間の大きな原動力になると思います。

全落ちしたことを機に、目標設定をしてしまいましょう。

ただし、目標設定する上で時間的に目標が遠すぎると実感が湧きません。

そのため短期、中期、長期目標を定めることをお勧めします。

ビジネスとの世界と変わりないと思います。

短期目標は中学入学後の中間テスト、中期目標は高校受験、長期目標は大学受験のような設定で、短期目標は都度更新していくのが良いかと思います。

もちろん短期目標の達成度合いで中期と長期目標も更新するべきだと思います。

大学受験が先過ぎるのであれば、長期目標を高校受験としても良いと思います。

子供は目の前の中学受験全落ちの結果に捉われてしまうと思いますが、先を見据えるように子供の視点を変えることが重要だと思います。

先取り学習と自主学習で学習習慣の維持

せっかく中学受験で身に付いた学習習慣を捨ててしまうのはもったいないです。

気持ちが落ち着いてからでいいとは思いますが、中学の学習範囲の先取り学習や英検などの自主学習で学習習慣を維持することも高校受験や大学受験でリベンジするために必要なことだと思います。

先取り学習や自主学習の内容についてはこちらの記事も併せてご参照ください。

中学受験で全落ちをさせないための方法について

中学受験で全落ちしないためには、まずは中学受験をしてどこかに絶対合格するという覚悟を持つことだと思います。

我が家も小学校受験では、落ちたらどうしようと思うのではなく、やるからには合格するという前向きな気持ちで取り組んでいました。

また、戦略的な面では併願校選びに尽きると思います。

安全校を先に受けて精神的な安定を手に入れてから、チャレンジ校や志望校に調整するなど、日程的な面からも併願校の選定には戦略的な要素があると考えます。

これに関してはやはり百戦錬磨の塾の先生などに相談するのが良いと思います。


本記事では、中学受験で全落ちしてしまった場合の親の対応について考えてみました。

中学受験で全落ちしてしまった場合の親の対応としては以下のようなものがあるのではないでしょうか。

・中学受験を乗り切ったことを褒める

・親の落ち込む姿を見せない

・子供を責めない

・中学受験の経験が無駄ではないことを子供に伝える

・子供に気分転換させる

・親自身の気持ちを切り替える

複数校受験したのに全落ちしてしまったらそのショックは計り知れないと思います。

小学生にとっては受け入れがたい現実だと思います。

しかしその悔しさをばねにすれば高校受験や大学受験でリベンジできる可能性もあります。

親として子供をしっかりサポートして、子供がなるべく早く前進できるようにしてあげたいところです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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