バース・デイ|メリノール学院中学女子バスケ監督は稲垣愛氏。偏差値?寮もある?

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11月11日17:00からTBSの「バース・デイ」で、四日市メリノール学院中学女子バスケ部の特集が放送されます。

今回は中学女子バスケ日本一の四日市メリノール学院の熱血監督稲垣愛さんに密着する内容となっております。

また、調べてみると四日市メリノール学院高等学校からは難関大学の合格者も輩出しているようです。

本記事では稲垣愛さんのプロフィール、四日市メリノール学院中学校・高等学校についてまとめてみました。

TBS「バース・デイ」で四日市メリノール学院中学女子バスケ監督稲垣愛さんの特集

11月11日17:00からTBSの「バース・デイ」で、四日市メリノール学院中学女子バスケ部の特集が放送されます。

稲垣愛さんは2017年に四日市メリノール学院中学女子バスケ部創部後、数年にして全中、Jr.ウインターカップで2度の優勝に導いた名監督です。

稲垣愛さんですが、かつては朝明中を率いて全中準優勝を果たしており、どのような場所でもその手腕を発揮し、見事にチーム作りを成し遂げております。

今回はそんな稲垣愛さんの密着取材となり、生徒と寝食を共にする寮にも潜入するとのことです。

プライベートな部分で生徒とどのようなコミュニケーションを図っているかは、世の中の指導者にとって参考になる部分は多いのではないでしょうか。

ちなみにこの寮なのですが、ネットで調べてみたところどうやら稲垣愛さんのご自宅に下宿という形で生徒を住まわせているようです。(当日の放送で確認してみたいと思います。)

【2023/11/11追記】

ご自宅に県外の生徒を下宿させている稲垣愛さんですが、なんとご自宅のお隣の戸建て住宅が売りに出されたら自らローンを組んで購入し、生徒を住まわせているとのことでした。

また生徒のための家のリフォームや備品の購入は全て自腹…

すべては覚悟を決めて親元を離れてきた生徒たちのためだと稲垣愛さんは仰っており、ここまで熱い指導者がいるのかと驚嘆してしまいました(^^;

「稲垣愛さんの下でバスケがしたい!」と言う生徒が後を絶たないのも頷ける番組内容でした。

四日市メリノール学院のバスケ部戦績

四日市メリノール学院には中学校と高等学校があり、どちらもバスケ部が強いです。

11月4日に第76回全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ)の三重県予選会の決勝があり、男女ともに優勝を果たし、男子は2連覇、女子は3連覇を果たしました。

また、四日市メリノール学院中学校の男子バスケ部は令和5年度全国中学校体育大会 第53回全国中学校バスケットボール大会で2連覇を達成しております。

四日市メリノール学院中学校の女子バスケ部はもちろん強いのですが、今年度は惜しくも3連覇を逃してしまったようです。

稲垣愛さんのプロフィールと経歴

稲垣愛さんのプロフィールと経歴についてまとめてみました。

生年月日:1974年4月24日(49歳)

出身地:三重県四日市市

学歴:四日市西高等学校、愛知大学文学部文学科

稲垣愛さんがバスケットボールを始めたきっかけは、小学4年生のときに転校先の小学校にミニバスがあり、周囲が誘ってくれたことだそうです。

バスケットに魅了された稲垣愛さんは、中学・高校でも迷わずバスケットボール部に入部されたそうです。

大学3、4年生のときには東海学生リーグのアシスト王になり、大学4年生のときに愛知大として初めてインカレに出場しました。

学生時代のころからかなりご活躍されていたことが分かります。

大学卒業後は選手として続けていきたいと思い、クラブチームを立ち上げたそうです。

会社勤めをしながら国体選手としてプレーしていたそうです。

社会人でありながら、国体選手として一線で活躍されているとは凄いですね。

ちょうどその頃稲垣愛さんの中学時代の恩師が朝明中の教頭になり、女子バスケ部の前任の先生が異動するタイミングで、外部コーチとして恩師に誘われて2007年にコーチに就任されました。

翌年の2008年には全中に出場し、2013年には全中準優勝というのですから稲垣愛さんの手腕の凄さが良く分かります。

そして2017年にメリノール学院中学校へ赴任されることになりました。

翌年の2018年にメリノール学院中学校も全中出場し、稲垣愛さんの指導者としての優秀さが窺えます。

その後全中、Jr.ウィンターカップ優勝にメリノール学院中学校を導き、名実ともに「名将」になられたのではないでしょうか。

四日市メリノール学院中学校・高等学校について

四日市メリノール学院中学校・高等学校についてまとめてみました。

四日市メリノール学院中学校・高等学校の基本情報

所在地三重県四日市市平尾町2800
アクセス三重交通バス(東 14番のりば)より、「四日市メリノール学院 専用マイクロバス」に乗車
設置者学校法人メリノール女子学院
設立年1962年
偏差値中学校 45(引用:シリタス)高校 48~53(引用:オンライン家庭教師WAM)

四日市メリノール学院中学校・高等学校は、カトリック系のミッションスクールです。

元々はメリノール女子学院という名称の女子校でしたが、2017年に男女共学化し、四日市メリノール学院中学校・高等学校と校名を変更しました。

稲垣愛さんが赴任された年に共学化したんですね。

教育目標は以下の通りです。

キリスト教精神にもとづいて、高い知性・強い意志・豊かな情操を培い、「真・善・美」を探求し、それによって、自己の陶冶と社会の進歩に積極的に働きかける人間の育成を目指す。

引用:四日市メリノール学院中学校・高等学校,”建学理念/教育目標”,https://maryknoll.ed.jp/about/spirit.php

キリスト教系の宗教校にはやはり「真・善・美」が教育目標に入ってくるようです。

ちなみに「真・善・美」の意味は以下の通りです。

認識上の真と、倫理上の善と、審美上の美。理想を実現した最高の状態をいう。この三つは、それぞれ論理学・倫理学・美学という独立の学の主題であるとみられる場合もあるし、また、価値論で、相互に関連し合った統一的な価値とみられることもある。

引用:コトバンク,”真善美”,https://kotobank.jp/word/%E7%9C%9F%E5%96%84%E7%BE%8E-538151#:~:text=%E3%81%97%E3%82%93%E2%80%90%E3%81%9C%E3%82%93%E2%80%90%E3%81%B3%E3%80%90%E7%9C%9F%E5%96%84%E7%BE%8E,%E3%81%A8%E3%81%BF%E3%82%89%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%82%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%82

「理想を実現した最高の状態」って表現が非の打ち所がない感じがして良いですね。

四日市メリノール学院中学校・高等学校ではIT教育にも注力しており、独自開発したe-Learningプログラム「Scritivo(スクリティーボ)」を導入しているようです。

kのe-Learningプログラムでは、課題を解くまでの課程を再生可能で、教員は生徒の個々の弱点を早期に発見できるとのことです。

かなり画期的な取組をされているようですね。

独自にe-Learningプログラムを開発できるあたり、やはり私立は設備面などで充実していて羨ましい限りです。

学校周辺にはコンビニ、田畑の多いのどかな環境のようです。

四日市メリノール学院中学校の入試方法

2024年度の四日市メリノール学院中学校の入試方法について下表にまとめてみました。

募集定員①育成
②前期
③後期
合わせて80名
出願期間①11/6~12/22
②12/4~1/5
③1/15~2/1
入学試験日①1/5
②1/8
③2/3
合格発表日①1/10
②1/12
③2/7
試験科目①国算、作文(奨学生希望者は社理も試験有)
②国算社理、個人面接(専願受験者のみ)
③国算+個人面接
引用:四日市メリノール学院中学校・高等学校,”中学校募集要項 2024年度 生徒募集要項”, https://maryknoll.ed.jp/requirements/middle_school.php

四日市メリノール学院中学校には試験枠が複数あります。

また奨学生制度も導入しております。

詳細は四日市メリノール学院中学校・高等学校のホームページをご確認ください。

四日市メリノール学院中学校・高等学校の学費

四日市メリノール学院中学校・高等学校の初年度の学費合計は約63万円となりました。

単純に12か月で割ると、月額約5.3万円となりました。

下表のほか、半期に1度協力会費として8,500円が加わります。

なお、奨学生にS奨学生、A奨学生、B奨学生、努力型奨学生の4種類が存在し、S奨学生はタブレット購入費及び合宿旅行積立金以外は免除となった上に特別支給奨学金が15万円支給されます。

詳細を知りたい方は四日市メリノール学院中学校・高等学校のホームページをご確認ください。

(単位:円)

入学金45,000
教育充実費25,000
授業料300000
施設・教学費120000
タブレット購入費86400
合宿旅行積立金54000
初年度合計630,400
月額52,533
(単位:円)
引用:四日市メリノール学院中学校・高等学校,”中学校募集要項 2024年度 生徒募集要項”, https://maryknoll.ed.jp/requirements/middle_school.php

下図は文部科学省の「令和3年度 子供の学習費調査の結果について」をグラフ化したものです。

私立中学の学習費総額は約144万円で月額約12万円であることから、四日市メリノール学院中学校・高等学校の学費は私立中学の中でも安いほうだと言えます。

ただし、学校外活動費は個人差が大きいため四日市メリノール学院中学校・高等学校の学費には考慮していません。

もし仮に私立中学の平均である367,776円を加算すると、約99.8万円となり、月額約8.3万円となります。

出典:文部科学省, 令和3年度 子供の学習費調査の結果について(令和4年12月21日), https://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa03/gakushuuhi/kekka/k_detail/mext_00001.html

四日市メリノール学院高等学校の大学合格実績 

四日市メリノール学院高等学校の2023年度の合格実績を下表にいくつかまとめてみました。

上智等の難関私立大学等も一定数の合格者を輩出しているようです。

ちなみに4年制大学への進学率は59.5%、専門学校への進学率は27.5%、短期大学への進学率は5.3%、就職は3.8%となっておりました。

大学名進学者数
上智大学4
南山大学15
立教大学1
関西大学1
関西学院大学1
同志社大学9
愛知大学1
中京大学5
引用:四日市メリノール学院中学校・高等学校,”2023年度入試大学合格状況”, https://maryknoll.ed.jp/course/situation.php

本記事では稲垣愛さんのプロフィール、四日市メリノール学院中学校・高等学校についてまとめてみました。

学校が変わっても全中へ生徒達を導く稲垣愛さんの手腕は素晴らしいですね。

今回のバース・デイで稲垣さんが生徒とどのようなコミュニケーションを図っているのかが非常に興味深い点です。

当日の放送が楽しみです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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