先日長男が早稲田アカデミーのプリントをやっていたら、何やらイライラしている様子…
算数をやるといつもこの有様…(^^;
どうやら時間の計算で躓いていた模様。
「0.1時間は何分か?」
というところでイライラ…
長男の時刻・時間・時計の理解度促進のために行ったことをまとめてみました。
小学生の算数で時間・時刻・時計を学ぶのはいつ?
改めて振り返ってみると、時間・時刻・時計は概ね以下のような時期に学ぶかと思われます。
小学1年生:時計の読み方
小学2年生:午前・午後の概念
小学3年生:時間と時刻の違い、時間計算
公立か私立か、塾での授業進度によっても各個人の理解の度合いの違いはあるかと思います。
我が家の長男のの時間・時刻・時計の理解度
現在3年生の長男は時間計算でイライラ…(^^;
時計の読み方の習得も遅かったし、時間の分野はもしかして苦手かも…と薄々感じてはいました。
冒頭でも書きましたが、端的に言えば「0.1時間は何分か?」をきちんと理解していないことが問題を解けないことの障壁となっていました。
早稲田アカデミーの授業で学んだはずなのに、家でプリントをやらせてみると解けない…
定着していなかったようです…(^^;
何でも1回で覚えられたら親は苦労はしないんですけどね。
長男の時間・時刻・時計の理解度が低い原因
長男が何故「0.1時間は何分か?」に苦戦していたかは以下のような原因でした。
①分数(割合)の概念の理解度が低い
②1時間=60分であることが定着していない
本人に聞いてみると概ね上記の理解が怪しかったです…(^^;
0.1時間ということは1/10時間ということですから、60分の1/10ときちんと理解していればすぐに答えを導き出せるはずです。
しかし、「1時間は何分なの?」と聞いても少し間があってから60分との回答があり、やや理解が怪しい様子…
また、0.1=1/10という理解もやや怪しく感じました(^^;
時間・時刻・時計の理解度を向上させた工夫
上記のとおり、なんとなく分かっているけどまだ定着していないなという印象があったので、どうすればこの理解を深めることができるか考えてみました。
こんな時はやはり見える化以外に無いだろうとホワイドボードに図示して長男に見せてみました。(汚いし不正確なのは気にしないでください(^^;)
まず円を描いて時計をイメージさせ、最も簡単であろう60分の半分、つまり0.5は何分になるか?と問うてみると「30分!」と勢いよく回答が返ってきました。
同様に0.7時間と0.25時間についても図示した上で聞いてみると、すぐに回答が返ってきました。
写真の15分、30分、42分は後から追記したもので、回答させるときには書いておりません。
以上のことから障壁となっていたのは単純に頭の中で時間に対するイメージが乏しかっただけではなかったかなと推察しています。
見える化する手伝いをするだけで、回答スピードがこれほどまで違うものなのかと実感した次第です。
時間・時刻・時計の理解度向上プリント
それならば見える化をもっと効率よくできないか?ということで以下のようなプリントを作成してみました。
非常に簡易的ではありますが、視覚的にかつ直感的に分かればという思いで即興で作って長男に隙間時間に眺めてもらうようにしてもらうつもりです。
近年のSAPIX等の塾では暗記を良しとせず、原理原則を考えてから理解させることを重視する指導方法を重視しているとの話を聞きますが、私個人としては、正解を知ってからその原理原則を理解して、考えを深めるという方法も有りだと思っております。
視覚的に認識してイメージしやすい状態を作り出し、感覚的な部分でまず習得し、理解を深める。
個人的にそちらのほうが早いし、習得スピードが段違いに早いと思うので…(^^;
賛否両論あるとは思いますけどね…
我が家の長男はすぐイライラしてしまうので、明らかに復習重視の学習の方が合っているかなと考えております。
成長と共に変わることも十分あるかとは思います。
また長男は閃く瞬発力はあると思っているので、しばらくはこの考え方の下で勉強を見守っていきたいと思います。
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普段から長男の算数に対する苦手意識を何とかしなければ…と考えているのですが、そんな折「SAPIXだから知っている算数のできる子が家でやっていること」が発売されることに!
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手元に届いて今読んでおります!
読み終わり次第レビュー記事を書きたいと思います。
本記事では長男の時刻・時間・時計の理解度促進のために行ったことをまとめてみました。
大人からすると、「なんでそんなことが分からないのか」というような直感的に分かることでも、子供はイメージができずに躓いてしまうことがあるようです。
ひとまず我が家では、考える学習を軽視するわけではありませんが、答えを知り、それから原理原則を学ぶスタイルで長男の学習を進めていきたいと思います。
賛否両論あるとは思いますが(^^;
最後までお読みいただきありがとうございました。
以前書いたSAPIX関連書籍のレビュー記事は是非こちらをご参照ください。