ナニコレ珍百景|天然雪冷房上越市立安塚中学校閉校?14年前珍百景登録済み?

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ナニコレ珍百景天然雪冷房上越市立安塚中学校閉校14年前珍百景登録済み学校生活
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2月18日日曜日のテレビ朝日で19:00から、「ナニコレ珍百景」が放送されます。

番組内容を見ると「新潟・上越市…天然雪の冷房完備の中学校が閉校へ」とあり、どうやら新潟県にある上越市立安塚中学校のことのようです。

なんと上越市立安塚中学校は2010年8月11日OAのナニコレ珍百景で珍百景No.694「エコな中学校」として雪冷房が登録されておりました!

そんな上越市立安塚中学校は2023年度で閉校し、安塚中学校、浦川原中学校、大島中学校が統合して、令和6 年4 月に「東頸中学校」として新しいスタートを切るようです。

本記事では上越市立安塚中学校等について調べてまとめてみました。

ナニコレ珍百景について

「ナニコレ珍百景」はテレビ朝日で放送されているバラエティ番組です。

2008年1月から2016年3月までは「珍衝撃映像バラエティ ナニコレ珍百景」としてレギュラー放送されていました。

全国にある珍しい風景を紹介し、審査委員が認定すると珍百景として登録されて番組公式サイトで公開されます。

単純に風景だけではなく、商品、人物、記録等と珍百景の登録候補は非常に幅広く、見飽きない番組だと思います。

今回は「新潟・上越市…天然雪の冷房完備の中学校が閉校へ」とあり、どうやら上越市立安塚中学校を取り上げるようです。

上越市立安塚中学校の天然雪の冷房?

上越市立安塚中学校では平成15年度(2003年度)に雪冷房を導入しました。

雪冷房と併せて太陽光発電システムも導入し、雪冷房に必要な電力機器の電力を太陽光発電で生み出し、光熱費ゼロの自然エネルギーによる循環型システムを構築しています。

なんと倉庫には660トンもの雪を貯蔵しているそうです。

倉庫内の温度は低く、夏でも少しずつしか溶けないとのことです。

上越市立安塚中学校のある安塚町は、過去に平成16年度第9回新エネ大賞において経済産業省大臣を受賞しております。(受賞者は財団法人雪だるま財団)

受賞のポイントは以下のとおり。

安塚町(現上越市)の「雪国文化村構想」を支援するシンクタンクとして雪氷エネルギーの新しい利用に対する技術指導や啓発を積極的に行っており、その地域に根ざした活動は今後、広く県外雪国での雪氷エネルギーの導入拡大に向けた普及活動の模範となるものと期待される。

引用:一般財団法人新エネルギー財団,”安塚町における雪冷房の取組み”,https://www.nef.or.jp/award/kako/h16/p01.html

ここで記載のあるシンクタンクとは受賞者の財団法人雪だるま財団のことです。

安塚町では安塚中学校のほか、安塚小学校、雪だるま物産館、雪のまち未来館、やすらぎ荘・ほのぼの荘、雪むろそば家 小さな空において雪冷房を、農産物貯蔵庫、利雪型穀物貯蔵施設において雪の冷気を利用した貯蔵を行っております。

安塚小学校 雪だるま物産館、雪むろそば家 小さな空 雪のまち未来館

雪国で邪魔者扱いされる雪を上手に利用し、新エネルギーである氷雪を町全体で有効活用しているのは地域の特色を最大限生かした素晴らしい取り組みではないでしょうか。

14年前に上越市立安塚中学校が珍百景登録されていた?

2010年8月11日OAのナニコレ珍百景で、上越市立安塚中学校の雪冷房は登録されていたことが分かりました。

出典:テレビ朝日,”珍百景コレクション”,https://www.tv-asahi.co.jp/nanikore2017/contents_pre/collection/100811.html

珍百景No.694「エコな中学校」として登録されております。

ナニコレ珍百景のホームページにも写真が掲載されておりましたが、こちらが660トン貯蔵可能な雪室のようです。ストリートビューからも確認可能です。これに660トンも入るんですかね…

上越市立安塚中学校について

上越市立安塚中学校についてまとめてみました。

上越市立安塚中学校の基本情報

所在地新潟県上越市安塚区石橋6-6
設立年1947年
設置者上越市

上越市立安塚中学校は、上越市が設置した公立中学校になります。

元々は安塚村立安塚中学校として開校したところから、安塚中学校の歴史は始まりました。

その上越市立安塚中学校は2024年3月31日に77年の歴史に幕を下ろすこととなりました。

5月27日には安塚中学校の最後の体育祭が開催されたようですね。地元の方には感慨深いものがあったのではないでしょうか?

上越市の安塚中学校、浦川原中学校及び大島中学校を閉校し、令和6年4月に「東頸中学校」として新しいスタートを切ります。

浦川原中学校へ続く坂道。小高い場所に立っているのが校舎です。

大島中学校へ続く道。森林に囲まれて空気が美味しそうですね。

新しい中学校の名前は住民から公募し、選定を行いました。

当初は7案まで校名が絞られていたようです。

出典:3 区中学校統合実行委員会 事務局,”3 区中学校統合の校名案が内定しました”,令和 5 年 1 月 19 日,https://www.city.joetsu.niigata.jp/uploaded/attachment/232184.pdf

・桜花中学校 

・大浦安中学校

・新星中学校 

・雪華中学校

・東頸中学校 

・東陵中学校 

・わかば中学校

ここからさらに校名選定アンケートを実施し、さらに3案に絞ったそうです。その結果がこちら。

第1候補:東頸中学校

第2候補: 桜花中学校 

第3候補:新星中学校 

そして最終的に教育委員会協議会にて、東頸中学校に全員一致で決定となったようです。

上越市立安塚中学校は山間の田園地帯に位置し、非常にのどかな環境となっております。学校のすぐ東側には小黒川が流れています。

かなり年季の入った校舎ですね。

こちらはグラウンドから見たストリートビューです。やはり自然豊かで良い環境ですね。こういう自然豊かな環境で幼少期を過ごしてみたかった…と思うことも今でも時々あります。


本記事では上越市立安塚中学校等について調べてまとめてみました。

天然の雪を利用し、さらには太陽光発電も併せて利用した循環型のエネルギー利用。

これからの時代にこそ相応しいシステムかもしれません。

そんな素晴らしいシステムを導入していた学校が閉校となってしまうのはなんとも惜しいですね…

統合後の東頸中学校にも雪冷房は果たして導入されるのでしょうか?

ナニコレ珍百景当日の放送を楽しみにしております。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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