Googleトレンドで突如として現れた「Bryan Kohberger」というキーワード。
何かと思って調べてみるとなんとワシントン州立大学(Washington State University)の院生の犯罪学者が殺人犯になったとのこと…。
犯罪学者が犯罪とはこれいかに…(^^;
ちなみに調べてみるとワシントン州立大学に日本人学生もいるそうです。
本記事ではブライアン・コーバーガー(Bryan Kohberger)の事件概要、ワシントン州立大学、ワシントン州立大学への日本人留学生等について調べてみました。
A judge has sentenced Bryan Kohberger to life in prison without parole for the 2022 slayings of four Idaho college students. https://t.co/BTHmWbaFzv
— CNN Breaking News (@cnnbrk) July 23, 2025
事件の概要と現在の状況
ブライアン・コーバーガー(Bryan Kohberger)は、2022年11月にアメリカのアイダホ大学で学生4人が殺害された事件で逮捕された人物です。
彼は当時、ワシントン州立大学の大学院生で、犯罪学の博士号取得を目指していました。事件後、ペンシルベニア州の実家にいるところを逮捕されました。
事件の概要と現在の状況は以下の通りです。
事件の概要: 2022年11月13日、アイダホ大学の学生4人がアパートで刺殺体で発見されました。
容疑: 捜査の結果、現場に残されたDNAや、犯行現場付近で目撃された白いヒュンダイ・エラントラが特定され、彼が容疑者として浮上しました。彼は第一級殺人罪と強盗罪で起訴されました。
裁判の状況: 彼は当初無罪を主張していましたが、2025年7月2日、死刑を回避するための司法取引の一環として、容疑を認めました。
判決: 現在、彼の量刑を決める公判中
驚きなのが犯罪学の博士号を取得しているような人が犯罪者になった点です。
ミイラ取りがミイラになる…とはちょっと違うか…
動機など詳しいことが分からないので何とも言えませんが、4人殺害は日本では間違いなく死刑ですよね…
Bryan Kohberger is the person who was arrested in connection with the murder of four students at the University of Idaho in the United States in November 2022.
At the time, he was a graduate student at Washington State University, pursuing a Ph.D. in criminology. He was arrested at his parents’ home in Pennsylvania after the incident.
The overview of the incident and the current status are as follows:
Overview of the Incident: On November 13, 2022, four students from the University of Idaho were found stabbed to death in an apartment.
Allegations: As a result of the investigation, DNA left at the scene and a white Hyundai Elantra seen near the crime scene were identified, and he emerged as a suspect. He was indicted on charges of first-degree murder and robbery.
Trial Status: Although he initially pleaded not guilty, on July 2, 2025, he admitted to the allegations as part of a plea deal to avoid the death penalty.
Sentencing: A sentencing hearing to determine his punishment is currently underway.
ワシントン州立大学(Washington State University)とは?
ワシントン州立大学(Washington State University, WSU)は、1890年に設立されたアメリカ・ワシントン州を代表する大規模な総合州立大学です。通称「ワズー(Wazzu)」とも呼ばれています。
所在地とキャンパス
・本部キャンパス: メインキャンパスはワシントン州南東部のプルマン市に位置します。プルマンは大学を中心とした「カレッジタウン(大学町)」として知られており、住民の多くが大学関係者や学生です。
・他のキャンパス: プルマンのほか、スポケーン、バンクーバー、トライシティズにもキャンパスを構えています。
・アイダホ大学との関係: 東に約10km離れた場所にはアイダホ大学があり、学術面で交流が盛んです。
なぜアイダホ大学の学生が被害者なんだろう…と思っていたのですが、近距離にある大学で交流もあったようですね。
ブライアン・コーバーガー(Bryan Kohberger)も大学間の交流で被害者と知り合ったのでしょうか…?
大学の規模と特徴
・学生数: 学生数は約3万人で、世界90か国以上から留学生が集まる国際色豊かな大学です。
・学術: 全米トップクラスの公立研究大学の一つとして評価されており、獣医学や農業、ホスピタリティ・マネジメントなどの分野で高いランキングを獲得しています。
・学部・専攻: ビジネス、ジャーナリズム、工学、社会科学など、95の専攻と150を超える大学院プログラムを提供しています。
スポーツ: 大学体育協会(NCAA)1部に所属しており、特にアメリカンフットボールチームの「クーガーズ」は全米でも高い実力を誇ります。
キャンパスは趣のある赤レンガ造りの建物で統一されており、学生は活気あふれる環境で学んでいます。
実にアメリカらしい光景と言ったところでしょうか…。ストリートビューに写っている方が面白い(笑)
ワシントン州立大学の著名な卒業生
ビジネス・テクノロジー
・ポール・アレン:マイクロソフトの共同創業者。
・アーヴ・ロビンス:バスキン・ロビンス(サーティワンアイスクリーム)の共同創業者。
芸術・エンターテイメント
・エドワード・R・マロー:ジャーナリズムの父とも称される、著名な放送ジャーナリスト。
・ゲイリー・ラーソン:人気漫画「ザ・ファサイド」の作者。
・シャーマン・アレクシー:全米図書賞を受賞したネイティブアメリカンの作家、詩人、映画監督。
・ジョエル・マクヘイル:俳優、コメディアン。
スポーツ
・クレイ・トンプソン:NBAのゴールデンステート・ウォリアーズに所属するプロバスケットボール選手。
・ドリュー・ブレッドソー:NFLで活躍した元クォーターバック。
・キース・ジャクソン:アメリカンフットボールの伝説的な実況アナウンサー。
・マーカス・トルファント:シアトル・シーホークスなどで活躍した元NFL選手。
政治
・パティ・マレー:ワシントン州選出の連邦上院議員。
・サム・リード:元ワシントン州州務長官。
マイクロソフトの共同創業者を輩出していたとは…(^^;
ワシントン州立大学へ進学者を出している日本の高校
・日本人学生数: 公式データによると、日本人学生数は31人と具体的に示されています(2023年時点のデータ)。留学生全体(約2,351人)の出身国リストでは、日本は13位に位置しています。
・進学者を輩出した高校:
北海道立北見柏陽高校: NIC International College in Japanの留学体験談によると、同校の卒業生がワシントン州立大学に進学した事例が紹介されています。
ルネサンス高等学校: 過去に同校の生徒が奨学金を得てワシントン州立大学に進学した事例が公表されています。
北海道立北見柏陽高校
北海道立北見柏陽高校は、北海道北見市にある全日制普通科の道立高等学校です。1923年に女子職業学校として創立され、1950年に男女共学となり、現在の校名になりました。
・教育方針: 進学重視型単位制を導入しており、生徒一人ひとりの進路希望に合わせた選択授業を展開し、学力の向上を目指しています。
・学校の特色:
2023年に創立100周年を迎えました。
「柏」の巨木が厳冬に耐え、根強く伸びる様子を校風の象徴としており、「質実剛健」を掲げています。
約9割の生徒が進学を希望しており、高い進学率を誇ります。
北見柏陽高校の偏差値は、複数の情報サイトで57(引用:じゅけラボ予備校)です。これは、北海道のオホーツク管内ではトップクラスの水準にあり、学力レベルの高い生徒が集まる進学校として知られています。
北見柏陽高校は、特に国公立大学への進学に強みを持っています。
国公立大学:2024年度の卒業生は、国公立大学に約40名の合格者を出しています。合格実績のある主な大学として、北海道大学や北見工業大学などが挙げられます。
私立大学:私立大学にも多くの合格者を輩出しており、大学・短大・専門学校への進学率は約9割に達します。
進路の傾向:国公立大学への進学者が約4割、私立大学・専門学校等への進学が約5割、就職が約1割という比率になっています。
ルネサンス高等学校
ルネサンス高等学校は、茨城県久慈郡大子町に本校を置く私立の広域通信制高等学校です。eラーニングを活用した新しい学びのスタイルを特徴とし、全国どこからでも入学が可能です。
学校の概要と特徴
設立: 2006年に開校。
学習スタイル: スマートフォン、タブレット、パソコンを使ったeラーニングによる学習が中心です。動画授業やオンライン教材が豊富に用意されており、自分のペースで学習を進めることができます。
登校日数: 通信制高校の中でも登校日数が少なく、スクーリング(面接指導)は年に数日間のみで卒業が可能です。この少ない登校日数で、仕事や夢、趣味に集中したい生徒に選ばれています。
サポート体制: 生徒一人ひとりに担任の先生がつき、学習や進路相談、日々の悩みなどについて、オンラインを通じて手厚くサポートします。
偏差値と入試
ルネサンス高等学校のような通信制高校には、学力偏差値はありません。入学選考は書類審査と面接が中心となり、学力試験は行われません。
大学進学実績
ルネサンス高等学校の卒業生は、大学進学、専門学校進学、就職など、多様な進路を選択しています。
進学実績: 国公立大学や有名私立大学への合格者も輩出しており、進学実績は多岐にわたります。
主な合格実績(一部): 埼玉大学、山口大学、早稲田大学、中央大学、青山学院大学、日本大学、近畿大学など。
進路の割合: 2022年度のデータでは、短期大学・専門学校への進学が約6割、大学・大学院への進学が約2割を占めています。
独自のコース
ルネサンス高校では、生徒の興味や将来の目標に合わせたユニークなコースを提供しています。
eスポーツコース: プロのeスポーツ選手を目指せる本格的なコースです。
K-POPコース: 本場韓国のトレーナーからダンスやボーカルを学べます。
ダブルスクールコース: 高校の学習と専門学校での学習を両立させ、高校在学中から専門スキルを身につけることを目指します。
いくつかキャンパスがあるようですが、本校は山の中ですね。
めちゃくちゃ自然豊かな環境です。
本記事ではブライアン・コーバーガー(Bryan Kohberger)の事件概要、ワシントン州立大学、ワシントン州立大学への日本人留学生等について調べてみました。
犯罪学の博士号を取得した人物が犯罪とは…
学歴だけで人を判断するのは危険ですね(^^;
最後までお読みいただきありがとうございました。

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