激レアさん|赤城乳業萩原史雄さんはガリガリ君4億本販売?!広報・経歴?

2月12日月曜日のテレビ朝日で23:15から、「激レアさんを連れてきた。」が放送されます。

番組内容を見ると「あのアイスを年間４億本売れる国民的アイスにした人」と書かれており、おそらくアイスは「ガリガリ君のことか？」と思い調べてみると、このガリガリ君のマーケティングを担当した萩原史雄さんが激レアさんだと分かりました。

ガリガリ君は2004年には1億本を販売していましたが、2013年にはなんと4億本を販売！

販売本数が4倍と急成長！

マーケティング次第でここまでのヒット商品になるとは…(；ﾟдﾟ)ｺﾞｸﾘ…

本記事では萩原史雄さんの経歴・プロフィール等についてまとめてみました。

「激レアさんを連れてきた。」について

「激レアさんを連れてきた。」はテレビ朝日で放送されているバラエティ番組です。

2016年10月から放送が開始され、2017年9月までは「アップデート大学」のタイトルで放送されていました。

激レアな体験をした人を「激レアさん」としてゲストとして迎え、衝撃的な実体験を聞く番組です。

個人的にはオードリーの若林さんと弘中綾香アナウンサーのやり取りが面白く、見飽きない番組です。

今回は「あのアイスを年間４億本売れる国民的アイスにした人」ということで赤城乳業執行役員の萩原史雄さんを激レアさんとしてゲストに迎えるようです。

今夜の #激レアさん は#ガリガリ君 を年間4億本売れる
国民的アイスにした人

昔はレジに持って行くのが
恥ずかしかった！？
伝説のコーンポタージュ味の誕生秘話！
衝撃のナポリタン味は？億円の赤字！？#前田敦子 さん
アルコ＆ピース #平子祐希 さんも仰天！！

よる11時15分から！ pic.twitter.com/ZMPFqF2BFw

— 激レアさんを連れてきた。 (@geki_rare) February 12, 2024

萩原史雄さんの経歴・プロフィール

萩原史雄さんのプロフィールと経歴についてまとめてみました。

氏名：萩原史雄（はぎわら　ふみお）

年齢：53歳（2017年3月31日時点で46歳）

肩書：赤城乳業株式会社　執行役員　開発マーケティング本部 副本部長/マーケティング部 部長

1995年　赤城乳業株式会社入社　営業、販売企画課

2004年　営業統括部設立　マーケティング担当

2006年　ガリガリ君プロダクション設立

2013年　マーケティング部設立

萩原史雄さんの経歴をご覧いただければ分かるとおり、ガリガリ君をいかにして市場に送り込み、浸透させるかに尽力させてきた方だということが分かります。

営業の現場を経験し、現場経験に裏打ちされたマーケティングを展開…

やはり現場の経験がある方は強いですね。

萩原史雄さんがガリガリ君販売を行う上で最大限活用したのが、商品のキャラクターでもある「ガリガリ君」。

認知度の高い「ガリガリ君」ですが、2004年に行われた雑誌の「起業キャラクター調査」のいて、「嫌いな企業・キャラクター」でベスト5という不名誉を味わったそうです(^^;

自分の会社の主力製品のイメージキャラクターが嫌いなキャラクターベスト5に入ってしまったらショックですよね…(^^;

しかしこの時既にガリガリ君は年間1億本売り上げる人気商品でしたから、アンケート結果からキャラクターの価値を上げればいいとポジティブに考えていたそうです。

萩原史雄さんはアイスクリーム売り場の視認性と話題性を高めるためにガリガリ君のパッケージの色をカラフルにしたり、漫画雑誌にガリガリ君を登場させたりととにかくガリガリ君というキャラクターで話題を作ることに注力されたそうです。

この方針は功を奏し、ガリガリ君のブランドイメージを「楽しさ」に切り替えていったとのことです。

このブランドイメージを変えていくという活動は並大抵のことではないと思います。

一旦定着してしまったイメージを払拭するのは大変ですよね(^^;

マーケティング活動を行う中で萩原史雄さんは以下のように述べております。

「提供した話題がネット，口コミが広がることによって，想定外のターゲットにも響くことがわかった」

引用：岩井 琢磨ら,”4 億本を売り上げる，赤城乳業の『ガリガリ君』マーケティング”,Japan Marketing Academ,2020,Vol.40, No.1, 107-117

上記のようにマーケティングを行う上で、萩原史雄さん自身もその効果について分析し、次の商品開発に繋げていく姿勢が見て取れます。

実際に話題作りが消費者行動に影響を与えることを実感した赤城乳業は、アイスの販売が低迷する冬期に口コミを狙って「ガリ子ちゃん」等を販売し、2006年の冬期の売上本数は前年比2.5倍以上になったとのことです。

この萩原史雄さんの一連の活動やコメントを見る限り、PDCAを効率よく回している方なのかなと思いました。

まずは行動し、その行動から得られた結果を分析して次に繋げ、成功を収める。

理想的なビジネスマンではないでしょうか。

「激レアさんを連れてきた。」放送当日はきっとより詳細なお話を聞けるのではないでしょうか。

当日の放送が今から楽しみです。

萩原史雄さんの大胆なマーケティング方法?!

萩原史雄さんについて調べていると、大変興味深い取り組みをされておりました。

2017年7月10日に品川駅港南口において、「ガリガリ君リッチ グリーンスムージー味」と「ガツン、とアロエ」計2000本の無料配布を行ったことです。

「朝アイス」なるものを浸透させるため、朝8時の通勤時間帯を狙って赤城乳業の社員8名がアイスを手配りしたのです。

当初は8時から10時30分まで実施予定だったそうですが、開始から30分で2000本全てを配布。

非常に大胆な取り組みですが、無料であれば貰いたくなるのも心情…

そして熱いから余計に美味しく感じ、またリピートしたくなる…

そして翌日の7月11日は夏の人気フレーバー「ガリガリ君 梨味」が発売開始。

これは孔明の罠でしょうか…(；ﾟдﾟ)ｺﾞｸﾘ…

参考：品川経済新聞,”品川駅港南口で「ガリガリ君」など2000本無料配布　「朝アイス」をテーマに”,2017-7-10,https://shinagawa.keizai.biz/headline/2862/

萩原史雄さんの勤める赤城乳業は狭き門?採用情報

気になるのは萩原史雄さんの勤める赤城乳業の採用状況です。

赤城乳業株式会社の基本情報ですが、埼玉県深谷市に本社と深谷工場があり、埼玉県本庄市にも工場があります。

支店は札幌、仙台、深谷、さいたま、名古屋、大阪、広島、福岡と全国に存在しています。

社員数は413名で平均年齢は37歳。平均勤続年数は14年。

初任給は修士了で月額23万2000円、学部了で月額22万円となっております（2023年実績）。

そして採用状況は以下のとおりです。

2020年を境に採用人数を絞っているようです。

大学卒・大学院卒を二桁人数で採用しておりましたが、2021年からは一桁になっています。

ガリガリ君を筆頭に「ガツン、とみかん」、「BLACK」、「チョコミント」等数々の人気商品を抱える赤城乳業で商品開発に携わるのは、就職活動を行う学生にとっては非常に魅力的だと思います。

知名度抜群の赤城乳業で働きたいという学生は多いのではないでしょうか。

しかし近年は採用人数が絞られており、競争が激化していることが推察されます。

就職活動を行っている学生は、自己分析と赤城乳業を徹底分析し、赤城乳業にとって自分がどう役に立てるのか説明できるように事前に相当な準備が必要だと思われます。

就職活動という競争に勝ち残ったほんの一握りの人だけが赤城乳業で商品開発に携われる選ばれし者になれるのです…(；ﾟдﾟ)ｺﾞｸﾘ…

本記事では萩原史雄さんの経歴・プロフィール等についてまとめてみました。

萩原史雄さんは赤城乳業入社後、一貫して営業やマーケティング業務に従事し、日本にガリガリ君を浸透させた立役者です。

売上本数から考えても誰でも一度は食べたことがあろう（？）アイスを市場に送り続けることの大変さを考えると…(；ﾟдﾟ)ｺﾞｸﾘ…

放送当日はガリガリ君の貴重な裏話なども聞けそうですね。

「激レアさんを連れてきた。」の当日の放送を楽しみにしております。

最後までお読みいただきありがとうございました。